気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

3

グランクレスト・リプレイ ファンタジア×ファクトリー 結 百花繚乱のフィナーレ

ico_grade6_4
ヌル:私はこの処刑を受け入れる。いかに絶望的でも、いかに悲劇的でも、コレがワタシたちの戦いの結末なのですから。
GM:「それで、キミはそれでいいのか!」
(略)
ヌル:なぜなら、ここにはワタシたちの未来があるからです。

ファンタジア文庫陣営と、MF文庫陣営とで始まった二国の物語。
8人全員参加の今回のセッションで晴れて、完結となりました。
今回は、シナリオの関係で、それぞれの過去のトラウマが刺激されて、それを乗り越えていくというイベントが大量発生していました。
ここに至るまでの積み重ねがあるので、それぞれ迷いがなくてそこはいい感じでしたねぇ。

まぁ、合間にそれ以外のイベントも挟まっていたんですが、ランダムチャートにしたら見事に回復イベントばかりになってた笑いました。
そのおかげでクライマックスにリソース残して、まさしく総力戦といった様相になっていましたが、そこまでの起伏がちょっと穏やかすぎたのは残念かなぁ。
トラウマの刺激があって、どう判断するかというのは、大凡キャラクターが固まっているから、そうそう変な方向行きませんし。
ヌルのトラウマイベントで、彼が格好良かったのは、本当にいい流れだと思いました。

プロテアが気落ちして、幻を見てると思いこんだり。
カタリナのイベントにヌルが乱入して、しんみりするはずの場面を笑い話に変えてしまったりとそういう展開はありましたが。
長きにわたったブランシュとの戦い、聖女に関する物語にもひと段落ついて、この二国はもう大丈夫だろう、と思える終わりになっていたのは安心しました。
小説の「グランクレスト戦記」は最近読めてない(積まれてる)ので、気になる所多いので早々に消化してしまいたいところです。


グランクレスト・リプレイライブ・ファンタジア2 始まりの聖女と決意の姫君

ico_grade6_4
ヌル:そういうことです。民を助けるために立ち上がったロードでない少女と、民を使い潰そうとした他国のロード。ミナが信頼を寄せるのはどちらでしょうねぇ。
(中略)
ヌル:ずうっと聞きたかったんですがねぇ。……混沌を浄化、混沌を浄化、といいますが。あなたはいったい何のために混沌を浄化するのです?

流石にここに至ってヌルが記憶喪失のままだと話が進まないからでしょうか。
シナリオ開始前に、GMからヌルの設定がプレイヤーに送られて、記憶が戻ったというロールプレイをしていました。
あの、なにかの拍子に記憶を取り戻す判定好きだったんですけどね。
大体ろくでもない記憶しか出てこないから←。

聖女セレリアのことを思いだし、三匹の竜と呼ばれた側近であったことを語り。
ブランシュの行動なんかについても思いだし、封印したときに対策をしていたり。
ヌルが結構優秀に見える不思議。
実際今回は割とちゃんと軍師やってるんですけどね。

ブランシュによって作られた「聖印のない世界」。
その幻想の中にニーナたちは囚われて。一方でカタリナたちは外で抗うわけですが。
白い世界にカタリナたちはわずかな時間しかいないで脱出したはずなのに、外では時間が大分流れていて。
それでもファーガルドはアロイスたちがいたので問題なくまとまっていました。
一方でメディニアは、幹部が大体白い世界に捕まってしまったので、分裂気味。
ニーナの婚約者だった他国のロードが「留守を預かる」と言って統治しているみたいですが、それも暴走気味で。

いやぁ、ニーナのプレイヤーの方が作ったNPCらしいんですけど、いい感じに変態。
そしてこの混沌に満ちたアトラタンでは、こういう人、他にもいるんだろうなぁ、という感じで。
民の為というお題目ではなく、混沌憎しで行動しているロード。
カタリナたちはニーナと話し合いができましたが、新しいロードとはそうもいかず。
ヌルの策を活かすために、会合を持ったりしてますが、森の民には頑張ってほしい所です。
サーペントとオルカの決闘シーンなんかもあって、大体の因縁は片づけた感じですかね。
最後、またしても出会うことになるカタリナとニーナがどんな会話をするのか。
完結号となる合同リプレイが今から楽しみです。


グランクレスト・リプレイ ファンタジア×ファクトリー 下 激突のバトルフィールド

ico_grade6_3h
ヌル:聖女の死は引き裂かれそうなほど悲しい出来事でした。けれどそれがすべてだと断じるのは早計でしょう。弱いからそう考えてしまう。……まあ、そういう記憶があるわけじゃないんですけどねぇ(笑)。


今回は一言でまとめれば「どうしてこうなった」でいいんじゃないだろうか。
GM魂の叫び。
サーペントはどうしてあんな個性が付いてしまったんだろうか。
TRPGとはかくも恐ろしいだったか。
いや、恐ろしさでいえば、マルタのちょろさとかもあげられますけど。
プロテアが各陣営の地雷を盛れなく魅了しているあたりにも言えたりするのではないかと。

少数精鋭でもって聖女の城へと進んだカタリナたちファンタジア陣営。
しかし、遺跡となっていてももとは聖女のいた都市。範囲は広く、捜索は思うように進まない。
そこに森の民を連れて進軍速度が速いファクトリー陣営が軍隊を連れて参戦。
ファンタジア側の軍隊は、少しで遅れている状態。
そんな会合から始まって、お互いのPCを捕虜にしたり、交渉を行い始めたりと思惑が入り混じっているのはPCの多さとかGMの仕込みとかがあって面白かったですけど。

せっかく8人のPCがいて、国家としては対立していて、ロードがおあつらえ向きに2人いる。
すわ戦争か……と思ったら、なんか思ったよりは地味にまとまってしまったという印象があります。
面白かったんですけどね。薄いから、こういいところで切られた感じがあって、そこはすごく残念です。
ただ、プレイヤーたちがすごく楽しんで参加した結果、この後は各陣営のリプレイ1本ずつで終了予定だったのが、全員参加のリプレイがもう1本加わって残り三冊でるシリーズとなりそうだとか。 


プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
 新刊・既刊を問わず読んだタイミングで記事を作成しております。
 コメント歓迎。ただし悪質と判断したものは削除する場合があります。

メールアドレス
kimama.tyaka@ジーメール なにかご依頼等、特別連絡したい事柄はこちらにお願いします。
メッセージ
アーカイブ
カテゴリー
記事検索
最新コメント
  • ライブドアブログ