気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

CHIROLU

うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。 4

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「もう一回、ちゃんと頑張るの。次がダメでも、また頑張れば良いの」

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「だから、また、明日から頑張るの」

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「諦めるつもりは、無いもん。それなら、頑張るしかないのっ」

 

ラティナがついにデイルに告白し……

それを反抗期とデイルが勘違いして、いつも一緒にいた二人の間に微妙な距離が。

周囲はしばらく様子を見てはいましたが……兄貴分のケニスに諭されて、ラティナの言葉の真意に気付いて。

その後、動揺して仕事に逃げるあたりはダメですけどね……

 

落ち込んでる姿もラティナは可愛い。

デイルが仕事の為に出て行ってしまい、ラティナはしているわけですが。

そこでルドルフが告白をして。以前から抱えていた自分の想いを、しっかりと伝えた彼は偉い。

その後も告白を続けることで、防波堤の役にもなってましたしね。

報われる事は無かったけれど、彼にも良い縁があるといいんですが。

 

逃げ続けてたデイルも覚悟を決めて、立ち位置を明確にしたんですが。

それからのデイルの『ラティナ可愛い』が暴走しまくっていてもう……

思いが実ってラティナが幸せそうなのは素直に喜ばしい。

それはそれとしてその相手に思う所がないわけではない、という店の常連たちの行動がよくわかりました。


うちの娘の為ならば俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。3

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「ラティナが……っ、とうとう……っ、反抗期に……っ!」

 

ある意味安定の、酷いコメントであった。

 

デイルの故郷までの旅を終え、クロイツへ帰ってきた二人。

お土産を配り歩く中で、帰路の様子が描かれます。

行きの滞在で仲良くなったマーヤは、やはりかなり大変だったようで。

獣人族の彼女は、ティスロウでラティナが村の犬やら幻獣すら手懐けたことを、雰囲気で察して。

要するに慕う相手に自分以外の匂いが付いてるのが気に食わない、とラティナにくっついていて。この辺は動物の縄張り争いみたいなものかなぁ。

 

魔力が強いとその性質が強く表に出るので、髪や眸に特徴が出る、って話がでて。

それが表に出ているキャラクターとして、『薔薇姫』なんかも出てきましたね。

元々デイルの友人の知人でもあって、情報は知っていたようですが。

その後、交流する展開になってくるからなぁ。彼女が巻き込まれた災難は、まだ解決したとも言えないですし、なんか嫌な予感するなぁ。

 

ケニスとリタの子どもも無事に生まれて。

ラティナも順調に成長しています。デイルの仕事仲間であるヘルミナにからかわれたり、彼女を苦手に思っている姿もかわいらしいものでしたが。

ラティナ、ちゃんと成長してるんですよねぇ。親バカなデイルに彼女の言葉が届くのはいつになるやら。

 


うちの娘のためならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。2

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「デイルはしあわせ?」

「……ああ。ラティナが幸せでいてくれるなら、俺は凄く幸せなんだよ」

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自分が自分らしく在ることを支えてくれているのは、この小さな彼女だ。

何時の間にか、かけがえのない大切な存在になっていたこの子だ。

 

デイルが里帰りすることになり、一緒に旅に出ることにしたラティナ。

幼いまま里を負われてデイルに保護されたので、彼女の世界ってそんなに広くないんですよね。

だから、見るものの多くが新鮮で。

デイルと一緒の旅という事もあり張り切っているラティナが本当に可愛い。

 

ケニス達に仕込まれていたこともあり、道中の料理がグレードアップしたりと、幼いながらに有能です。

今からこれなら、将来本当引く手あまたの美人さんになりそう。角の問題とか、種族の問題とかもありますが。現時点でこんなに可愛いんだから、もうそれでいいんじゃないかな……

 

立ち寄った街で出会った、魔人族からあまり知られていない風習などを学んだり。

獣人族という、ラティナの記憶にない種族と交流して。

そして、デイルの故郷で彼の親族と出会い。

多くのことを吸収して、成長してく速度には驚きますねぇ。

 

デイルの故郷も、結構変わった風習があるようで。

加護もちが生まれやすく、特殊技能があるため、国からは重視されている。

けれど、彼らが暮らしている領主からは良くは思われていない。

そこを乗り切るために色々やったりはしているようです。土地に固執する一族でもないので、最悪一族丸ごと他所へ逃げるって言う手段も取れるとかで。

 

扱いにくそうな集団ですよねぇ。そんな中でデイルは、外に出て戦う役割を担っているんだとか。

最も、能力はあるけれど優しい性根なので、戦いの中で大分荒んでいる時期もあったとか。

家族からは心配されていたみたい。

 

ラティナは、デイルと出会ったことで多くをしり、彼を慕っていますが。そうして彼女が頼ってくれるから、デイルは自分を強く持てるようになった面もあるとか。

中々いい関係を気付けているってことですよね。

まぁ、全体通してラティナの成長とかが見えて可愛い話だった。この作品は最後にはそこに行きつく気がする……


うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。

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「俺はラティナと逢えてよかった。そのことは、絶対に後悔しない。だから、ラティナも、俺と『出会わなければよかった』なんて、言わないでくれ……」

 

とりあえず感想を一言で言うなら『ラティナ可愛い』で終わっていいんじゃないかな…

その戦闘技術と判断力によって、若くして名の知れた冒険者であったデイル。

彼は、ある依頼で踏み入った森で、魔族の少女と出会う。

彼女は種族の特徴である角を片方折られていて。それは魔族の罪人の証だとデイルは知っていたが、彼女を見捨てられず、少女を広い保護することにした。

……そして彼は親バカへクラスチェンジした……

 

と、割と本当にそんな感じの内容です。

ラティナが本当に可愛くて、これは確かにデイルが「ラティナが可愛すぎて仕事に生きたくない」とか言い出すのも理解できる。

 

実際街の冒険者とかで構成されたファンクラブ出来てますからね!

メンバーが充実しすぎていて、ラティナを泣かす=死という等式が成り立たんばかりの恐ろしさ。

まぁ、保護者であるデイルに知られたら確かにもっと厄介なことになるだろうから、ファンクラブで収まっているうちは安心……なのかなぁ。

 

幼すぎる彼女がなぜ、罪人とされていたのか。

デイルがその若さの割に重要そうな仕事も行っている理由など、掘り下げられる部分はたくさんありますので、中々面白くなりそうです。


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ちゃか

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