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「私は、私の歩いてきた道をなかったことになんて、できない」
マルコシアスと袂を分かつことになったアスモデウス。
グラシャラボラスとエリゴルという魔王2人を伴って倒しに来ているあたり、マルコシアスも本気だなぁ……というか。
三人が三人とも、アスモデウスと因縁があり……彼女が殺したい、いや殺すべき相手。同時に、熟達の魔王でもあるためアスモデウスが死ぬ可能性も十分にある強敵。
そもそも予知を扱うエリゴルが居る時点で厳しい部分あるのに、数的不利まであるんだから堪りませんが。
……それであっさり負けちゃいました、なんてなるようなら魔王なんてやってないんですよね。アスモデウスの仕込みと足掻きは本当に見事だったと思います。
さて、ザガンが意識不明の重体に陥ってしまったことで、これまで他のキャラクターの描写が多く続いてきたわけですが。
今回、ついに現在のザガンの様子が描かれることに。意識だけの状態で活動していることに速攻で気付いて冷静に分析しているのは流石ですけど……状況を把握した直後に思った事が「自分が意識不明ってことはネフィ悲しませてるじゃん、ヤバ!!」なのあまりにもザガンしてる……。
一応、ザガンはザガンでしっかり準備していて負けるつもりはなかったし……負けた時にも、配下を守るための手は打っていたんですよね。……バルバロスがちょっと腑抜けてて、危ない部分もありましたが。
そして意識だけの状態になったザガンは、1000年前の記憶を垣間見ることになるわけです。
現代にも残る魔術の基礎を作り上げたマルコシアス以前の、体系化されていない原初の魔術。初代銀眼の王と、天使たちそれぞれの想いなんかも知ることになるわけです。
ただザガンもこれまでの戦いの中で成長しているというか。自身も王として振舞いつづけていたザガンだからこそ認められない行動とかもあって、「肉体があったらぶん殴ってる」とか評してる場面もありましたし。実際、似たような事直接言ったりもしてますが。
気に入らない部分があろうとも、王として全て飲み込む覚悟を見せてくれるあたり、やっぱりザガンは格好良いですねぇ……最後の挿絵はちょっと締まらないけど。まぁ、本編めっちゃシリアスだからちょっとコミカルあると、息抜きになって良いですよね。
頑張って逆転への道筋を創り出してもらいたいところです。