気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

FLIPFLOPs

ロードマギアの弟子7

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「それにザザには借りがありますから。」

「借り?」

「呪文は――魔術は人それぞれなのだと教えてくれました。」

「ザザの火とクオン先生の火は同じではなかった。 でもそれでいいんだと気づきました。」

 

5462話を収録。

アストールの戦いも終盤戦。

カージャは自らの魂を対価に狂った海神ヴァルナトールをその身体に降ろし、クオンに抗うことに。

水中で海洋神と戦うことになって、流石に多少は押されていたクオンですけども。

途中で本気モードになったクオン、生えていた角が輝きだしてからは海洋神の言葉が理解できるように描写されているの、神様の世界に一歩踏み込んでいってる感じがするというか。

 

世界と世界を隔てる虚水の海に住む幻獣を召喚していたりもしましたし、かなり長生きしているし。カージャが色々準備をした上で起こした事件を、魔器で多少補助入れたりはしてるけど個人で解決に導いているのは凄まじかったですね。

これが九星の第二位という領域の魔術師なのか、と規模間の大きさに改めて驚かされましたねぇ……。

 

カージャも大規模魔術を展開していて……かつてこの地にあり、姦計によって滅びを迎えた獣人たちの国イーラ。その末路はなんとも悲しい。

……庇護した民が失われた神の胸中も分からないではないですけど。特定の血族のみが使える魔器の認証を魔術で突破して巫女面しているそのカージャ、獣人を奴隷として売りさばいてる組織の人間だよ……。哀れな……。

 

鍛冶屋マーサの息子さん、サラマンダーが見える才能があって異変を感じた時に母とサラマンダーを連れて逃げようとしているの良い子ですねぇ……。

一般人が慌てている中で、ガルはクオンを信じているから落ち着いているのとかも好きです。

事件解決して出航するところまでたどり着いていましたけど……船にいた雇われ魔術師がクオンだけじゃなく、ガルもまた「見るからにヤベェ魔術師」と評していたのは面白かったですねぇ。その少年、経歴的には魔術師見習いなんですよ……。

場所が変わるとまた新しい出会いとかもあるでしょうし、今後も楽しみです。

ロードマギアの弟子6

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「改めて言語化するならばそうだな――」

「僕は急ぐのを止めたんだ。」

「つまりのんびりやる事にした。急ぐと周囲と無駄に衝突して疲れるしそういうのは結局遠回りじゃないかね?」

 

44話~53話を収録。サブタイトルが「アストールの戦い312」で、大規模魔術戦の規模の大きさがうかがえるというか。

港湾倉庫の調査に赴いたルカ達の視点、クオンの弟子としてザザと対峙するガルの視点、領主と対峙する王子たちの視点、そしてカージャと対峙するクオンの視点と4か所で物語が進んでいくからこそですけどね。

魔術師と正面切って戦うクオンとガルの戦場が一番苛烈なのは間違いないんですけど、紫の蛇や領主の勢力を抑えるというのも重要ですからね。どの場面も良かった。

 

電子版で読んでるからか、一部カラーイラストになってる場面とかがあるんですが。

炎を使うザザと、それに対抗するために水の魔剣を振るっているガルの戦闘シーンは熱かったですねぇ。

使い魔ごしに結界術を使って援護してくれるソロスの存在もありがたかったですけど。

会議をなんどもすっぽかして九星としての存在を怪しまれているクオンとは逆に、長く魔術都市にこもっていたソロスは、ザザの判断基準を当初受け入れがたい素振りを見せていましたが。

少しずつ傭兵から変化していってるとは言え、まだまだ武人としての価値観があるガルはザザを理解して、戦いになるだろうと理解しているのが好きです。

限界までクオンから与えられた武器とか、自身の才覚で戦おうとしていたのも良いし……切り札を斬るタイミングを間違えなかったのも良い。

 

カージャはカージャで、人身売買とか犯罪組織とつるんでいたりとか、悪徳魔術師ですけどちゃんと腕を磨いているのも確かで。

術理が分からない格上であるクオン相手にも、しっかりと抗って、いくつかの術には対策を立てていたのはお見事。

ではありますけど……クオンがどの場面でも焦ってないからなぁ……。まぁ、クオンの魔術の腕前が見られたのは嬉しかったですね。

ロードマギアの弟子5

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「じゃあ次は俺を納得させてくれ。」

「え……?」

「魔術を使え ルカ。これはお互いの自己紹介のハズだろ?」

 

3643話と、外伝「影も踏ませず」を収録。

ライン王国の王子であるレオンが、正式な要請として九星の一人であるクオンに協力を要請して。カージャ関連の調査を、本格的にすることになったクオン。

ガル、彼女が九星であることは知らなかったですが……戦場での経験やクオンとの交流の中で彼女を超一流と認めていて「先生ならそれぐらい当然だろ?」と受け入れているのが好きですねぇ。

 

あくまで目的は「四人か万人が死ぬ」という予知の最悪の可能性「万人の死」を回避する事で。公的にはカージャは処刑されたことになっていることもあって、作戦はクオンによる速攻とはいかず、予言の裏を取るところから。

協力体制をとることになって、王子の護衛であるルカとジンザとガルが戦うことになったりもしてましたが。

 

死なずの白狼とまで呼ばれたガルの戦績、ちょっと低く見積もりすぎてたかな……というべきか。

ルカVSジンザの結果を見た王子が「もっとルカには上を目指してほしい」と思う様子だったのに、ガルと戦う時には勝ち目は全くないと受け入れてましたし。

九星の会長ソロスの使い魔がやってきて、以前は弟子入り確定前だったためにクオンに追い払われてましたが。正式に弟子となったことで口が軽くなったクオンから聞き捨てならない要素があって、使い魔ごしでもソロスが見極めようとしてましたし。

色々と経験があるだろう王子やソロスの目から見ても、特別な星の元に生まれたと思わせる才能の持ち主みたいですからね、ガル。

 

これまでは傭兵として、ただ必要とする相手に剣の腕を貸す、一本の剣のようだったガルですが。魔術師としての修行も始めたことで、攻め一辺倒ではなく魔術師としての分析も戦闘に組み込んでいるし。

「守りたい」という自分の内側から出た想いで武器を取ろうとしているのも良いですね。

スタンスが変化し始めていますが……これは成長と呼べるでしょう。

ガルとクオンの再会に繋がった、ニーズロンの領主との一件。追手が派遣されるような結果に、ソロスは「もうちょっとなんとかならなかったのか」と苦言を呈してますが、辺境の傭兵育ちのガルは「白狼師団だったら人死に出てたから、スマートな対応ですね!」になってるの、あまりにもギャップがあって笑っちゃった。

 

5巻は新キャラであるルカの能力説明とか、本格的な戦いの前の準備のエピソードが多かったですけど。しっかり備えを描いてくれてるので、6巻で描かれるであろう魔術戦が今から楽しみでなりません。続きまだー。

あと、外伝の「影も踏ませず」は本編から100年ほど前のフラフラしてた時のクオンが、この世界での将棋やチェスみたいなボードゲーム、ドミナリについて助力してくれた相手に報いる話ですが。かなり好きですね。短いエピソードの中でクオンのトンデモさがちゃんと描かれてるし、カリオやミレイも良いキャラしてましたしね。

ロードマギアの弟子4

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「なあご主人 ガルを助けに来たんじゃねぇのかよ」

「助けにきたとも。僕のただ一人の弟子なんだぞ。」

「だから……だから僕は手出し出来ない。」

 

2635話を収録。

アスリヤを狙った賊による転移に巻き込まれ、遺跡に迷い込んだガル。

賊はあっさりと撃退したわけですが……「魔術師アルベルナハト」を追跡するザザが別件で立ち寄っていたところ鉢合わせていて。

防衛機構らしきゴーレムまで現れたので、この場では味方として奮戦してくれたのはまぁありがたかった。

岩製のゴーレム相手にガルの剣じゃ効果薄いですしね……。まぁザザも炎魔術に特化した一芸タイプで、ゴリ押しで対処しようとしてたんですが。

 

「熱した岩に水や酢をかけて柔らかくする加工法がある」とか知ってるし、性格的に大人しく座ってられないだけでガル、なんだかんだ知識はありそう。

ザザに時間を稼いでもらい、ここで練習していた水魔術の発動に挑戦することにして……戦場で感覚が研ぎ澄まされていたのか、発動に成功していたのはお見事。

事件に巻き込まれた際も敵を切り捨てるのに躊躇いないし、割り切りがハッキリしているというか。

「傭兵の息子」として生きて来た積み重ねが確かにあるんだよなぁ、と分かるのが好きですね。

 

ゴーレム戦の時には既に気配を察知したクオン先生も見守りにきてたみたいですが。

ガルの水魔術が成功するかどうか。弟子の鍛錬の成果がどうなるのか、というのを見守るために「手出ししない」と決めてる場面結構好きです。

これまで弟子を取ったことのない長命者だそうですが、意外と面倒見は良いですよねクオン。

そして魔術発動に成功したことで、ガルの意識も変化して。恩返しも兼ねた旅の同行者としてではなく、しっかりとクオンを師と仰ぐことを決めたのも良かった。

そして関係が変化した後はちゃんと彼女を「師匠」と呼ぼうとしてるの、ガルらしい真面目さだ。

 

魔術都市行の船にも目途がついたのはラッキーでしたが……ザザに焚き付けられたカージャが本格的に行動を起こそうとしているし。星読みという未来を見る呪術に秀でたルクレチアという魔術師が、この土地で大規模な魔術戦があることを予知したために、クオンの事も知る人物がやってきたりしましたし。

5巻、結構状況が動きそうなので楽しみ。盛り上がってきましたね。



ロードマギアの弟子3

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「彼にとっては不運でしょうが我々にとってはこれ以上ない幸運です。」

「まさに天の配剤だと言っても良い。」

 

1625話を収録。

カージャの拠点でもある港町に到着したガルたち。

雨季が近く船も直ぐには出ないから、と宿をとって滞在することになって。

旅の空よりも時間が確保できる環境になったので、クオンはガルへ魔術の修行を施すことに。手始めにガルの脳に悪影響を及ぼしている魔器「グシオンの碧玉」に宿る、グシオンの残留思念と交渉をしてました。

 

……創世神話にも語られる竜をクオン親子が滅ぼしてるの、トンデモないですねぇ。グシオン曰く、「仮初」の姿にすぎないってことですけど。これまでもクオンは超一流の魔術師を自称してましたけど、

獅子王ダレス式戦力分析で100とか1000とかあるんじゃないか、あの人。これまで弟子を持ったこともなくて敵味方の混じった環境で扱える魔術の持ち合わせがないみたいですけど、多芸ですし。

 

「魔術師アルベルナハト」を倒すために傭兵を募り、自らも戦場に出た領主の息子は死んだわけですが。それを恨んだ領主から、アルベルナハト討伐の為にザザという魔術師が雇われたわけです。

ザザ、カージャに情報を流してやがるし。自分のテリトリーだからと自信があるカージャが魔術戦を仕掛けて来てましたが、それを余裕をもってあしらっているクオンは流石。

 

滞在している間、資材集めも兼ねてオズライト商会をガルが訪問することになりましたが……実はそこが、ガルの父の実家である商会で。父からの紹介状が入っていたことで、商会オーナーの娘アスリヤと対面することに。

ガル自身は実家って話聞いてなかったから、紹介状渡した後の流れには困惑してましたが。

馬車でアスリヤの実家へ赴こうとした際、彼女に恨みを持つ人物の襲撃が実施されて。

作中でも言われてましたが、巻き込まれたのはガルにとってついてないけど、アスリヤと彼女の家族にとっては幸いでした。実際、期待通りに賊を蹴散らしてましたからね……。お見事でした。

ロードマギアの弟子2

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「あのクソ親父がそんなごりっぱなわけないだろ? 親父が決めた掟はもっと馬鹿みたいだよ。」

「『悪党とはつるむな』 『雑魚が伝染る』」

 

715話を収録。

アルベルナハトとの戦いに赴いた領主子息と傭兵はほとんど死にましたが。

ガルと、彼の実力を見抜きガルの言葉に従ったネズミの獣人の傭兵ジンザは生き延びたんですよね。

クオンと旅をしている最中、そのジンザが何者かに追われているのを目撃して。

 

悪党に攫われた家族を助けたいから力を貸してくれ、と頼まれることに。奴隷商人にして魔術師のカージャ。

ガルたちの目的地である港町アストールを根城にしてるっぽいですし、ここで縁が出来なくとも絡まれただろう相手。

「この国じゃ奴隷売買は違法だろ? 領主は一体なにをやってるんだ」とかガルが言っていましたが、ちゃんと今いる国のルールとか把握しているの、勉強苦手と言いつつ彼なりに抑えるべきところ抑えてる感じがして良いですね。

 

ちなみにカージャ、攫った子供を別大陸に運んでから売ることで追及を回避してるとかなんとか。一度処刑された扱いになっているけど生きてることから領主とグル説もある。

 

クオンや父親である白狼師団団長にはまだ及ばないガル。でも、二つ名を貰う位の実績を上げる程度の実力はあって、雑魚はバッサバッサ切り倒していくし、強敵にも即座にやられはしないし反撃もするから、ガルの戦い方って結構見栄えがしますよね。

カージャに雇われていた傭兵、獅子王ダレス。自分の力を10として、部下が13のなかでガルは7くらいある、と敵からも結構な評価貰ってますし。ガル、好きだなぁ。


ロードマギアの弟子1

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「ガル。世界を見てこい。お前はお前の人生を見つけてこい。」

「お前ならそれが出来るさ。なにせガルよ」

「お前は俺の息子なんだから。」

 

白狼師団という傭兵団の団長子息ガル。

傭兵として育った彼は、戦場で活躍して「死なずの白狼」なんて異名で呼ばれるほどの実力者になっていたようですが。

彼の父は元々商人の家の出身で、自ら傭兵として生きる道を選んだ。

同じようにガルにも一度故郷を離れて、世界を知り、自分の生き方を決めてこいと団を追い出されることに。

 

とは言え、それまで傭兵として生きて来たガルなので、金策として傭兵稼業をやっていたわけですけど。

とある領主と敵対した魔術師との戦いに雇われたガル。彼は戦場で魔術師と戦い殺したこともあって、二流程度なら勝てる算段だったみたいですけど。

敵は一流の魔術師で。ガルはなんとか最初の攻撃をしのいでいましたが、味方はほぼほぼ殺されて、逃げることも出来ず。……それでも一撃お見舞いしたのは素晴らしい

 

ガル、幼少期に一度目に呪詛の掛かった矢を受けて死にかけて……一流の魔術師によって「グシオンの碧玉」という魔器を埋め込まれることで生き延びた経緯があって。

実は今回敵対した魔術師アルベルナハトは、その時助けてくれた魔術師クオンが変装した姿だということが発覚。

ここでクオンと再会できたのはガルにとっては幸いでした。グシオンの碧玉が悪さして、下手したらガルが死んでいた可能性もあるって話でしたし。

 

まぁ、ガルの才能を見抜いたクオンは彼を弟子にしたがったものの、ガルは魔術師よりも傭兵としての意識が強くてすぐには肯かない、なんてやりとりもありましたが。

領主からの追手が来るかも知れなくて面倒だから、と2人は辺境を離れ旅をすることに。弟子にはならないけど、主治医なのは認めていて。何度も世話になっている相手だからと荷運びとか護衛とかは進んでやるつもりなガル君、良い子だけど我が強くもありますなぁ。

師弟関係については踏み込んでいないけど、クオンに敬意はあるから彼女からの指導とかをちゃんと考えているところも真面目です。ほぼ弟子だろ……。

 

ダーウィンズゲーム30

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「冗談 手がかりがなくて行き詰まるなんて昔っからよくあったよ」

「こういう時はじっと牙を研いで時期を待つの きっと潮の変わり目が来るよ」

(中略)

「ほらね? ここからだよ」

 

シリーズ完結巻。

決定的な分岐に戻ってきたカナメがGMと対話し、イエイリ教授たちとグリードの思惑を阻止するべく「ダーウィンズゲーム」のシステムを停止。

……したと思ったら、イエイリの仕込んでいたシステムによってゲームを乗っ取られるとか何やってるんだ!? な終わりを前の巻ではしていたわけですが。

 

ダーウィンズゲームのGMという立場は奪われたものの、あくまでアレはイザヤが世界線の守護者として兵隊を増やすために作ったツールなわけで。転移や異能の覚醒と言った技能をイザヤが行使できるのはラッキーでしたね。

グリードの襲撃からそれで逃げることが出来ましたし。自分たちの行動が敵に有効だったからこそ今の状況になっている。最悪な状況ではあるけれど、敵の正体も掴めたからこそ打てる手もあると、カナメ達が前向きなの良かったですね。

イザヤがダーウィンズゲームのシステムを使わず、人の異能を覚醒させるの1日がかりの儀式が必要らしくて、そこはちょっと懸念材料ではありましたが。

さらにこの重要な場面で転移してきたカナメのタイムリミットも迫りつつあって……。

 

イエイリ教授が果たして何を思って裏切り、これまでの行動を起こしていたのか、という過去についても明かされましたが。そのあたりはうーん、って感じだったかなぁ。

グリード相手にも手札を伏せて、全ての黒幕になりおおせた手際は良かったけど。心まで縛ってるわけじゃないからウィッチとかに普通に命令守ってもらえずにピンチになっていたり、どうにもラスボスの小物感とか、展開ちょっと駆け足になっていたかなぁ……みたいな気持ちもあるにはありますが。

 

カナメの異能で作り上げた渾身の一太刀による決着だったり、彼が全てが上手くいった世界ではなく、ボロボロになっていようと自分の故郷を選んで帰還する結末だったりが見られたのは良かったですね。

ジスラン博士が物資も乏しい中、カナメの異能で再現できるくらい簡易な作りながら性能の良いツールを開発して、あの世界の未来もこれから広がっていきそうなのも良かったですし。

 


ダーウィンズゲーム29

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「忘れるな 我らはいつもお前の無事を祈っている お前は決して一人ではないぞ」

「ああ……! 分かってる……!」

 

雪蘭、士明相手に初撃先制を決めたカナメとシュカ。

とは言え、それで相手の警戒レベルが上がった感があるというか。

長らく戦っていた信頼関係があった未来のシュカとのコンビプレーではない、という点でうまくかみ合わない部分もあって……。

連係プレーで対処するプランAから、各々対処するプランBに切り替えることに。

 

長らく伏せられていた雪蘭たちの異能ですが……磨き抜かれた技こそが彼女たちの異能であって、ゲームに与えられたものではないという説明は納得がいくような、30巻近くまで来ての種明かしにしては物足りないような。

 

雪蘭に気絶させられることとなったカナメが、夢の世界でククリ陛下が干渉してきて、夢に呑まれかけていたカナメを引き上げてくれたのはありがたかったですねぇ。

最終的に勝利したっぽいですけど、いったいシュカはどんな手を打ったのやら。雪蘭が面白がって手を引いた説が濃厚かなぁ。


未来知識を活用してシブヤの宝探しゲームを速攻クリアしたカナメ。

グリード陣営もカナメの干渉に気付いて、エミュレーターを派遣したりしてきてましたが……それもあって、GMとの邂逅を果たすことに。

情報交換を行って対処を行ったわけですが、その穴に気付いたカナメとGMはより大きな一手を打つことにして……。

イザヤ、色々と奮闘していたのは確かみたいですけど、シロガネの真意に気付けていないし、裏コード仕込まれていたり抜けも多すぎるのはどうなんや……。

忌まわしくも頼りになるものだった「ダーウィンズゲーム」が敵の手に落ちたなかで、果たして打てる手はどれだけ残っているのやら。……別の世界線のGMから異能改めてもらったりできないかな……ククリ陛下、助けてー。

ダーウィンズゲーム28

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GMは人間だよ 普通の人間だ」

 

過去に戻り、問題解決を図ろうとしているカナメ。

その過程でシュカやレインと接触し、戦う羽目になってましたが……経験まるっと持ってこられたのは大きいですね。

カナメが体験したのとは違う流れでシュカと戦うことになってましたが、うまく撃退して……その結果、このループのシュカからも好意を持たれるんだから、本当にもう……早く幸せになって。

 

GMに接触できないかとカナメは動いていましたが、警戒が堅くて失敗。

それでも次いで重要であろう人物セイゲンと言葉を交わすことが出来て、協力を取り付けることも出来たのは何よりでした。

その接触のせいか、GMが世界線に走った衝撃を感じとっていましたし、結構大き目のポイントではあったんじゃないでしょうか。

 

かつては助けられなかった友人キョウダを救ったり、学校でダーウィンズゲームを広げていたオオサコと接触したりと、出来ることを色々とやっていますが……。

果たして間に合うのかどうか、という心配はありますね。グリード側もこの時代からしっかり動いているみたいですし、怖さは常に付きまとっている。

 

あとGMと会話している処刑人がオボロじゃないのが気になるなぁ。いや、何人か抱えててもおかしくはないでしょうけど、逆にオボロ出てこないのは引っかかるというか。

レインがカナメが未来から来た、という考察に自力で到達して協力してくれているのはありがたいですけど。

ここから味方を増やして、門外解決の道筋をつけることは出来るのか。見逃せませんが、目下そのための溜めの回ではあるので続きに期待。

プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
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