気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

FUNA

老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます2

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「用意します、無敵の軍勢を。そして明後日の夜明け、敵軍の兵士達は知ることになるでしょう」

(略)

「恐怖と絶望という言葉の、本当の意味を。そして、地獄はこの世にあるのだということを」

 

たまに馬鹿な貴族や商人がちょっかいを出してきますけど、おおむね善良な人々が暮らす国。

それがミツハが異世界転移で訪れた場所だったわけですが……近隣の他国がきな臭い状況があって。

商品の評判を聞いて足を運んだ王女様と仲良くなったり、依頼で持ち掛けられた料理店の改革に乗り出したりと異世界ライフを満喫していたミツハでしたが……。

 

魔物の力を頼りにして、隣国が攻め込んでくる事態になって。

内部に裏切り者も用意して暗殺じみた真似もしてくるあたり本気ですけど、トップをかばおうとしたミツハ、そしてそのミツハをかばおうとした青年が負傷する事態になり……。

ミツハは、自重を投げ捨てることを決めた。

自身を鍛えてくれてる傭兵団をまとめて雇いあげ、現代兵器によって全力で敵を蹴散らすあたり、本気も本気です。

 

そうやって戦争で実績をあげてしまったせいで、子爵として任じられることになってしまって。

彼女なりのやり方で領地経営をしていくことになりますが……地球で領地経営ブログ運営して、ネットの詳しい民の知識を借りるとかよくやるわ……。

いや確かに回答は得られるでしょうけど、厄介事のほうが寄ってくると思うんだけどなぁ。実際地球側でも怪しいエージェントが接触してきたりしますしね。

ミツハ自身が新しいやり方するし、あまり他所の貴族に頼りすぎると情報が筒抜けになるし、と警戒して家臣を借り受けたりはしてませんが。

彼女のやらかしていくことを思うと、今後もっと人手が必要になりそうだけど、どうなるかなぁ、みたいな雰囲気がある。


老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます

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(今から、私の名はミツハ。『山野光波』ではなく、『ミツハ・フォン・ヤマノ』、異国の、やんごとなき家柄の娘。そして、「元の身分を隠し、今はこの国で平民として暮らす、健気な少女、ミツハ」を演じる。いや、なり切る!)

 

両親と兄を事故で亡くして天涯孤独の身となった少女、山野光波。

実際には存命の親族もいるにはいるけれど、遺産を狙ってちょっかい出してきて辛くも撃退したところで、今後関わるつもりもないとか。

家族の喪失に心を囚われた彼女は気力で遺産関係の騒動を乗り切ったけれど、そのうえで受験戦争を制することまではさすがに出来なかった。

18歳の少女が一人で全部片づけるには重すぎるからそりゃそうだよ……としか言えませんが。

 

そんなミツハは気分転換に地元のさびれた観光地である岬を訪れていた。

簡単な木の柵とコイン投入式の双眼望遠鏡がおいてるだけの場所で、のんびりする。そういう息抜きの時間も大切なわけですが。

そこですらナンパ野郎に絡まれて。揉めた結果、彼女は岬から落下してしまい……気が付いたら異世界に流れ着いていた。

 

落下時に超常存在を巻き込んだらしくて、その一部が宿った結果らしいですけど。神様じゃないにせよ、永い時を生きて時空すらわたる存在と敵対するようなことにならなかったのは良かった。

むしろ一部を引きちぎられるという「未知」が体験できたことにウキウキで説明しに来てくれるし、言語習得能力や弱い治癒の能力を与えてくれるあたり、だいぶミツハの存在面白がってますよね……。

 

そして異世界転移能力を得て、異世界と地球を行き来できるようになったミツハですが……この能力は便利だけど、いつか失われるかもしれない。

だからいつ失われても乗り切れるように、両方の世界に拠点を作りつつ活動資金を蓄えていこうと決意して。

 

自在に行き来できることを活かして、異世界で雑貨屋をしようとしたりするわけですが。

言語習得はできても常識には疎いので、海が遠い王都で魚のうろこ取りを店頭に並べたりもしてますが。

早い段階で貴族と知り合って良好な関係を築けたのは良かったですね。

……現実側では傭兵家業やってる武装集団に接触して、武器の供与や訓練をしてもらったりしてるし、安定した暮らしのためには手段選ばないなこの子……。

ポーション頼みで生き延びます!

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「だから私は大丈夫だよ」

「笑ってお別れねって」

 

なろうの異世界転生モノのコミカライズ。

原作は未読ですが、タイトル通りの展開が待ってる作品ですね。

転生チートでポーション作成能力を貰って、原価ゼロの薬を売りさばいて楽をしようとおもった。

 

神様のミスで死んで、保護できたのは魂だけ。

肉体の死を覆すのはさらに大きな不具合につながりかねないので、異世界に送ることになる。

そんな神様の話を聞いて、チート能力のほかに家族と友人に夢を通じて別れを告げる、という願いを告げたのは珍しいかなと思います。

 

神様と交渉して色々と能力を勝ち取っていたものの。

異種交流って、難しいよね……というのを突き付けられることに。

魔法やハンター(冒険者)などがいる、創作によくある異世界だと思いきや。

転生チートで獲得したような、即座に傷をいやすポーションなんてものは存在していなかった。

……稀少すぎる能力を持つ者は狙われる。そう考えて逃げようとした少女を即座に確保しようとした領主様は良い耳を持ってらっしゃる、というところか。

うまくあしらわれて逃げられてるわけですから、目は悪かったみたいですけど。

計算違いもあってカオル自身もそこまで視野広いわけではないですが。囲われそうになっても脱出する手立てを作ったり、野宿を厭わなかったり割とタフなのでどうとでも生き延びるタイプだなと思いました。

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ちゃか

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