気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

GCノベルス

失格から始める成り上がり魔導師道~呪文開発ときどき戦記~6

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「スウシーア様。どうしてクローディア様に抗議を入れなかったのですか?」

「入れなくてもいいかなって。アークスが負けるとは思わないし」

 

ポルク・ナダールの反乱は無事に終えたものの、帝国の介入があったとはいえ内乱なわけえで。

その騒動を「魔力計の発表」という一大ニュースで上書きする、という方策がとられることに。セイランは、魔力計が広まり多くの人が恩恵を十分に受け取ってから、製作者の名前を発表することで、未来のアークスが得る名声を高めようとも考えているみたいです。

 

他国上層部の中にもアークスが製作者だろうと目星をつけている人は居て、引き抜きを掛けようとしてきたり、政治的なやりとりも増えていくんでしょうねぇ。

魔力計発表パーティーで、ジョシュアは懲りずにアークスに圧かけにきてたけど、盲目になりすぎてて、いつか足元すくわれそう。アークスから叩かれることは確定してますけど、ジョシュアなんか勝手に自爆するのでは感が強い。

あとは、リーシャに取りついた何某か。魔力計がなぜ魔力を測れるか、という仕組みについては詳しかったですが……彼の知識、どこが由来なんでしょうねぇ。

ガウンも存在を知ってるっぽかったですし、精霊の仲間というか……紀元書に存在を記されている何かな気はしますが。

 

アークスを導士と呼ぶヒオウガ族からの接触があったりしてますし、少しずつアークスの関わる世界が広がっていきそうですね。

その象徴の一つが、魔法院への入学でしょう。

危なげなく首席入学を果たしていましたけど、廃嫡された無能という噂が知れ渡っていたり、魔力量が少ないのは事実なのでそれを絶対視する人もいたりして、どうしたって彼に向けられる視線は厳しい。

 

国定魔導師のメルクーリアがいて、注意をしてくれたりもしてましたけど。

新たに魔力量に恵まれた魔導師をみることで、改めて魔力量の少なさというハンデを実感することにはなっていましたね。

学院を管理している公爵家のクローディア。直前で、代々伝わる秘匿事項について教えられたこともあって、無駄に気負い過ぎている時期にアークスが出くわしてしまったのが運が悪かったというべきか。

 

魔力量の低いアークスを魔法院から追い出そうと決闘まで申し込んでくるのは、正直やりすぎだと思いますけどねぇ。

同じ公爵家のスウシーアから、アークスが勲章をもらっていることとか示されてなお止まらないし。最終的に実力を認めてからも、決闘何度も申し込んできてるとかそこまで諦め悪いのはちょっと……。

 

それはそれとして、決闘そのものは面白かったですけどね。

アークスがクローディアの術式先読みして、少ない魔力で対抗魔法を編むことで無効化していく様は見事でした。

戦場で活躍できるくらいにアークスは威力の高いオリジナル呪文を作ってますけど、逆に威力が高すぎて使いにくいのは、厄介でしたけど。それでも工夫によって勝利をつかんだのは良かった。

あとは、クローディアが使う秘伝の術式『抑圧』の仕組みは気になりますね。アークスはゲーム的な思考が必要とか言ってたし、相手のレベルを下げることで結果的に魔法の威力を下げる、っていう魔法なんですかねぇ。

出遅れテイマーのその日暮らし5

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「それでその映像を早耳猫のホームページで公開したいんだけど、どうでしょう?」

「他の人が全員オッケーしてるんなら、構わないぞ」

(略)

「こ、このネタ満載映像の公開をこんなにあっさりと……。さすが白銀さんだぜ……!」

 

口絵の青髪少女に「ファウ」って名札ついてますけど、彼女ウンディーネの「ルフレ」では……?

というのはさておき。表紙イラストにもあるとおり、ユートがクエストで育てていた桜が無事に咲いて。

NPCにクエストの報告をしにいったら、ユートの友人も招いて花見をしようと言われて。参加人数で報酬も変化する、っていう文言があったのでログインしているフレンドに手当たり次第に声をかけていましたが。

 

自分の影響力に無頓着というか、そもそも気付いていないんだもんなぁ……。

テイムモンスターの人気とかもすごいですし、白銀さんの料理食べられるかも、となれば来るよ……それで実際にウンディーネちゃん謹製のワインとか出てくるわけですし。

木工トッププレイヤーでクママファンのアシハナとかは、白銀さんの従魔シリーズと題した木彫り人形を贈呈した上で、制作許可を取り付けたりしてて強かです。

元は趣味だったけど欲しがる人が多かった、というあたりに人気が伺える。

 

そうやって交流するほのぼのイベントかと思いきや、突発でレイドスタートするんだからこのゲーム気が抜けませんね……。

前回のイベント報酬だった土竜の卵が孵化して、案の定モグラだったわけですがドラゴン要素も持っていたりと、ポイント高いだけのことはあった感じ。

情報開示にもあっさり同意してましたし、白銀爆弾で吹き飛ばされる掲示板の人々のリアクションが面白かった。

 

その後もオークションで面白いアイテムをゲットしたり、そこから新要素発見したりと相変わらずユートは引きが強い。

そんな彼が招福っていう戦闘以外の確率上方修正するスキル見つけたりしてるんですから、またいろいろ見つけてくれそうで楽しみ。

魔力チートな魔女になりました~創造魔法で気ままな異世界生活~2

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「私は、魔女なんですけどね」

「いいえ、あなたは紛れもない在野に存在する聖人ですよ」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。期間限定タイトルで1130日まで。

冒頭の0話は変わらず未来の話。

本編では未だ虚無の荒野を捜し歩いているチセ達ですけど、「創造の魔女の森」と呼ばれるくらいに栄えさせて、テト以外の仲間も増やして和気あいあいとやってる感じなのはいいですね。

まぁ本編もテトとの2人旅を楽しんではいるんですけど。

 

とある村近くに在る、発掘済みでもうなにも残ってないだろう遺跡の見学にいったりして。

そこで貴重な植物見つけたりして、それが後々に活きてくることになるんだから、何が幸いするか分かりませんなー。

 

雪が積もると移動が難しくなり、依頼の難易度もあがる。

なので一つの町にとどまって休業する人が多いみたいです。ただ、元気はつらつなテトもそうですけど、チセからしてもあまりに暇すぎたとかで。

今年の冬はダンジョンを有する都市に行って、そこで腰を据えて冒険者稼業に勤しもうということに。

 

基本的には根が善良なのもあって、縁があって知り合った孤児院の子供達に知識を授けたりもしてました。

目の前の問題を解決するだけじゃなくて、今後新しく生じるだろう課題についても意見を述べる辺り真面目というか。

食糧支援するときにただ魚を与えるのではなくて、釣りの仕方を教えるべきみたいな感じがして良い。


魔力チートな魔女になりました~創造魔法で気ままな異世界生活~1

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「テト、今分かったわ。私は、故郷になれる場所を探してたんだ。自分が居られる場所」

「それが魔女様の欲しいものなのですか? なら、いつまでも探すのです!」

「そうね。それか、今回みたいに故郷になる場所を作ってもいいわね」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。期間限定タイトルで1130日まで。

プロローグ相当の第0話が、500年後の未来を描いてるシーンから始まるので最初はびっくりするかもしれませんが。

神様の力によって異世界転生した少女チセ。彼女は創造魔法という、相応の魔力を消耗する代わりに物を生み出すユニークスキルを授かって、異世界へ降り立ちます。

 

12歳程度の肉体を与えられた状態で、荒野に一人放り出す当たり女神様は仕事が大雑把……。

彼女が創造魔法取得してなかったらサバイバル乗り切れなかったんじゃないですかね。

女神様の願いとしては、この世界で長生きしてほしいってものがあるみたいでしたけど、うっかり死んじゃう転生者が普通に居そう。

11つしか効果を発揮しないけど自分のステータスを上げる木の実、とかまで作れちゃう創造魔法がおかしいんですけど。

 

しばらくは創造魔法を駆使して一人でレベル上げなどをしていましたが、基本的に魔法使いである自分を守ってくれる存在が欲しい、とゴーレムを作成。

成長に伴い自我を持って人型をとったりもしますが。会話出来て、傍にいてくれる存在はチセの癒しになってるから、ゴーレムのテトにはこれからも頑張ってほしい所です。

 

常識に疎い少女の2人パーティーと言う事もあって、時折馬鹿に絡まれたりもしますけど。

周囲に無自覚に利益を与えていたことで味方になってくれる人も多くて、概ね問題なく旅が出来ているのは何より。

冒険者となって活動してますが、情報収集をしっかりしてるのは偉い。チセはステータスの向上にも余念がないですけど、この世界では魔力が多い人物は長寿傾向にあるとかで不安を得ていましたが……うーん、読者目線だと明らかなフラグに見えるなぁ。

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ちゃか

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