気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

MFコミックアライブ

魔術師クノンは見えている7

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「あの小僧は勝つより負ける方が好きだからね そっちの方が学ぶことが多いんだとさ」

 

3741話を収録。

サーフ先生との魔術実習、高速移動したり砂とかを巻き込んで威力を上げる風属性使いとの戦いで、壊れない素材で囲まれた実験室での決闘で……。

クノン曰く「半分の力も出せなかったと思う」サーフ先生、それでもクノンを下しているのはお見事。

クノンはクノンでいい魔術使っていたから、サーフ先生もちょっとやりすぎてしまったみたいですけど。敗北を気にせず、糧にしているのは偉いですね。

 

そしてそんなクノンの奮闘ぶりに良い影響を受けて、二級クラスの雰囲気が変わったのは何より。

他のクラスに足を運んでの勉強に区切りをつけて、クノンが新しいことを始めようとしたタイミングで、狂炎王子と呼ばれるジオエリオンと対面することに。

ジオエリオン、その生まれから特級クラスには行けなかったけど魔術の探求は好きなタイプで。クノンと魔術トークで盛り上がっているの、良かったですねぇ。

似た者同士な二人、楽しく実験するだけじゃ我慢できずに、決闘まですることになって。グレイ・ルーヴァまで見学に来てかなり規模が大きなものになってたのには笑った。

ノーゲーム・ノーライフ 第二章 東部連合編3

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「みんな――気付いてないの? 『この世界の攻略法』」

 

先王が愚者として名を残すことになろうとも、次代の「再起の王」の為に残した希望の情報。

それを得た空達は、意気揚々と獣人種の大使館へと乗り込むことに。

過去に張り合ったことがあって国民感情は良くないそうですが……エルキアからは書簡を送っているけど、獣人種の側が応えなかった、と。

ステフも出来る限りのことはしてたんですけど、そうやって舐められてしまうあたり人類種の立場は弱いんですねぇ……。

 

シンプルに他種族のスペックが高すぎるんですけどね……。

そういった直近の意地の張り合いだけじゃなく、元々長く争いを続けていた世界で、遊戯の神テトがトップに立ったせいで、「争いを禁じ、ゲームで決着をつける」世界になったから遺恨残りまくり何ですよねぇ。

ジブリール、獣人種の次席大使であるいのとバチバチ言い合いになってましたし。

いのも自国に不手際があったら謝罪したりしてますけど……彼もまた、侮る心を捨てきれず。

 

先王の遺したものを存分に活用した空白によって、追い詰められることに。

獣人国の「必勝ゲーム」のカラクリを暴いた空白。そんな状況で、莫大なチップを相手が賭けのテーブルに乗せたために、逃げる事すらできなかった。

いやはや、引き込み方が上手いですねぇ、空。

盟約の守護を受けてる象徴である「種族のコマ」を賭けることで獣人種を逃がさず、そしてただ傍観するわけにもいかない「覚悟のある奴」を呼び寄せる一手にもしたのは見事。

……その後のゲームは、必要があったとはいえ無茶しすぎだとは思いましたけどね。

ノーゲーム・ノーライフ 第二章 東部連合編2

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「お前は強い だが」

「その強さゆえに勝手に負ける」

「それがわからないから 闇弱だっていうのさ」

 

天翼種が伝統的に行うゲーム「具象化しりとり」。

ただのしりとりではなく、口にした単語がその場にあれば消え、なければ出現する。そうした規則で動く。限定空間を展開するので、死んでも復活するけれど、死んだらゲーム継続不能で敗北する。

 

そんなゲームで、盟約に誓ってプレイしている空白と天翼種ジブリールは影響を受ける範囲が限られている。しかし、一緒に来たステフはそんなことはなく。モンスターが出れば追いかけまわされる、と。

ジブリールのお遊び半分で呼び出された類とはいえ、なんだかんだ逃げ延びてるステフ、強いですよね……。空も彼女がいなかったら勝てなかったと評価してましたし。

 

そしてジブリールという頼もしい味方を得て、欲してやまなかった他国・他種族の情報を得られるようになった空白。

ケモ耳種族という事で目を付けた獣人種の国。

しかしジブリールですら過去に一度敗北を喫し、エルフたちの国ですら4度敗北している。「ゲームに関する記憶を消す」ことを盟約に盛り込んだ「初見殺しゲーム」で勝ち続けている東部連合。

 

……そこに8度も挑んだ愚か者と言われているのが先王だ、と。知識の宝庫をジブリールに奪われているあたり、失着を打ち続けていると思われるのも無理はない。

ただ空は違和感を感じていた。国力の割にジブリールが勝負の席に着くくらいの蔵書を蓄えていたり。領土をかけまくって大敗したけど、それは資産価値は高くても人類種では活用しきるのが難しいものが多く……「知っている奴の行動」とかなりの高評価。

実際、空が信じている「人類の可能性」を体現したような人だったと明らかになった展開は熱くて好きですね。


ノーゲーム・ノーライフ 第二章 東部連合編1

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「弱者らしく戦い――弱者らしくほふることをここに宣言する!」

 

東部連合編とあるように、空と白が人類種の玉座に就いた後を描く作品。

2人ともゲームに関しては飛びぬけているし、その勝利を盤石なものとしている頭脳とかはあるけれど、人間的にはダメダメな部分も多いんですよねぇ。

……いやぁ、正直懐かしい気持ちになりましたね。原作読みなおそ。

 

王様に就任した時の演説では、それらしく格好良いことを言ったけど、日常ではボロボロ。

先王の孫娘であるステフは、空たちをどうにか真人間にしようとディスボードのルールに則った上で、空達を交渉の席に座らせるためにゲームを仕掛けたりしてますが……惨敗。

負けヒロインが似合ってますよね、ステフ……。なんだかんだ彼女は彼女で有能なハズなんですけどね……。

突如現れて玉座に座った空白コンビに反発する勢力は、当然生まれたわけですけど。王家に連なる家に利権を流すことで対抗勢力の力を削ぎ落して、無血で全勢力を取り込める状況作ってるのは凄いよ。

 

ふざけまくってるように見える空白でしたが、ゲームに対しては真剣で……。

人類種はかなり追い込まれている状況だから、挑むのであれば準備を万端に整えないといけない。

しかし、そのために必要な情報が不足しているというジレンマに悩まされていたわけです。

欲を言えば他種族……例えば「神殺しと言う武力を持ちつつ、知識の収集を喜びとする」種族である天翼種を味方に引き込めれば良いとまで考えていて。

……そうしたら過去に先王が天翼種に負けて、図書館を奪われたことやその天翼種が今もそこに住んでいるという、空白が欲していた情報ドンピシャがステフから飛び出してきて……そのまま天翼種に挑みに行くあたりが、実に空白ですねぇ。

魔術師クノンは見えている6

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「私は手加減するが優しくはしない」

「あっという間に終わるか私から多くを引き出し学べるかは君次第だ」

 

3236話を収録。

複数人の特級クラスが出張った難破船調査。紋章入りの宝石まで入っていたため、聖教国から引き渡し要求が入って……全部自分たちで利益を抱え込む、とまでは行かなかった模様。

それで荒れている人もいたそうですけど、クノン的には闇魔術の存在を知って、魔術には一段上の領域があるのではないかという仮説を抱いたり、学びがあったためあまり気にしてないみたいでしたけどね。

 

レイエスとデート(クノン語)して、冒険者ギルドからの依頼を達成したり。

そこで『水球』をアレンジして氷結させる魔術を使ったクノンは、紋章のアレンジを入れずに「直接凍らせる魔術」は覚えてなかったな、と新魔術を覚えようと動き始めて。

そこで世界的に有名な水の魔術師であるサトリ先生を訪ねてみたわけですが……そこで彼に転機を与えてくれた恩師、ジュニエ先生と再会することに。

サトリ先生がジュニエの先生だったそうで、クノンに刺激を受けたジュニエはかつての先生に泣きついて、助手をしてるとかなんとか。

 

ジュニエと再会できたからには、彼女に教えてもらいたいとクノンは飛びついて。

ちょうど三級クラスで氷の魔術をおしえるところだったという事で、クノンは他の学級に紛れ込むことに。

特級クラスの人々は、やっぱり特級なだけはあって魔術が巧みでしたけど。

三級の生徒たちは、水球一つとっても魔力不順によって「水球を球形に保つ」という事が出来ず、独自の形をとることもあったりして。

そういう新しい気付きを得たり、新しく2つも魔術覚えたりして。最初2つしか覚えていなかったことを考えると、習得呪文倍になってるの凄いね! ……いやまぁ2つで特級として遜色ない成果を出しまくってクノンがトンデモないと改めて突きつけられた気もしますが。

 

漫画で絵が付いたことで、サトリ先生が実演してくれた「砲魚」の呪文で細い線が直角に多段階曲がって空に昇っていくシーンとか見ごたえありましたね。

三級の授業にクノンが言った後、今度は二級の授業にも参加して。

特級クラス、自由度高い環境を満喫してる魔術バカの集まりですが、そこまで尖っていない2級・3級のクラスでは、挫折して退学しようとする子がいたり、グレイ・ルーヴァのひざ元ではあれど身分に縛られた振る舞いをしたり……といった問題があって。

クノンと言う実力差を見せることで刺激を与えようとしてたの面白かったですね。自分より星が多い魔術師と戦ったり。講師と実践形式で手合わせする機会を得たりと、クノンとしても学びが多かったのは何よりでした。

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