気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

MFブックス

無能と言われた錬金術師1~家を追い出されましたが、凄腕だとバレて侯爵様に拾われました~

 ico_grade6_3

『ええ、だけど錬金術だけじゃなくて、他のことも頑張るのよ。そうすれば錬金術も上手くできるようになるわ』

 

男爵令嬢のアマンダは、錬金術師。

家族からは無能扱いされ、職場では功績を奪われ酷使される過酷な環境に置かれていましたが……。

当人としては、錬金術が出来る環境さえあれば良かったので、そこまで気にしてはいなかった。魔道具作るのは楽しいからいいけれど、同じもの百個作るのは飽きるんだよぁ~って言いつつ、百個作る事そのものは問題なくできるんだから凄い。

 

家族仲が悪すぎて、食事の用意もされなかったり、一日外で過ごせ!と追い出されたりと散々ですが。

追い出されようとも錬金術を活用してテント作って、防寒具やテント作って、無一文で放り出されたわりには快適な時間を過ごしているのは逞しい。

ひとりの時間を過ごしていた所で出会ったのが、カリストという侯爵様で……。

彼はわずかな時間でアマンダの才能を見抜き、即断即決で引き抜きにかかるんだから有能です。

 

しっかり根回しして準備していたみたいですが……アマンダの父は、彼女の価値を理解していなかったようで、あっさり手放したのがなんとも。

一般的な錬金術師が1時間かけてつくるっていうポーションを10秒で作れたり、独自のレシピを開発していたりする才媛ですからね、アマンダ。

さらに素材採取にいった先で、精霊の加護を受けていることが発覚したりもしてますし、逃した魚は大きすぎたなぁ、という感じ。



サムライ転移~お侍さんは異世界でもあんまり変わらない~2

ico_grade6_3h

「終着点に死があると知りつつも、己を信じ、己が選んだその道を、ただ一途にまっすぐ走り、寄り道や曲がり道には絶対に進まない。道を遮る障害があれば命懸けで乗り越え、立ち塞がる者は撃滅する。その道を――――我らは“武士道”と呼ぶ。死に向かって迷わずひた走ること、それこそが誇りある生き様だと考えているのだ」

 

帝国の侵攻を受けたことで、代官からの減税の嘆願に応えられなくなったアンギラ辺境伯家。

その意思を代官に伝えるために、三男レナルドが派遣されることになって。しかし、戦端が開かれるなかで戦力に不安があり……。

冒険者としてだけではなく、傭兵としてもギルドに登録している黒須に護衛依頼が持ち込まれることになったわけです。

 

傭兵ギルドに思う所ある黒須が「登録時にも騒動があったのに、説明に来るのではなく呼びつけるとはどういうつもりだ……?」と、ちょっとイラっとしたり。

この世界の貴族と、その護衛である騎士と接することになって、ちょっと期待していたのところに失望を味わうことになって、苛烈さを示す場面もそこそこありました。

傭兵ギルドの長や、パーティーリーダーが、貴族に無礼を働かないだろうかと心配するのも無理はない性格ではあるんですけど。

武人としての矜持を確かにもった人物でもあるのは、確かなんですよね。

 

道中で遭遇した野盗を蹴散らしたり、若い騎士と問題なく交流したり。

逆鱗にさえ触れなければ腕も確かなので、今確保できる中では極上の傭兵って言う評価をされていたのも納得。

しかし、使者として派遣された三男レナルドと、彼に付けられた護衛官のラウルにはそれぞれ問題があって……。

 

ファラス王国には『魔術の才能とは、神からの祝福である』って考えがあるそうですが、それが時を経る中で「魔術の強さは、どれだけ神に愛されているかを示す」という風に曲解されていって。

魔術の才能がなかったレナルドや、魔術の才能を失ったラウルは、下に見られ続けていたそうで。

黒須の苛烈だけど、誇りを胸に自らの在り方を定めているあり方に感化されて、前を向けるようになったのは良かったですね。



サムライ転移~お侍さんは異世界でもあんまり変わらない~

 ico_grade6_3h

『命か誇りを選ぶのであれば、命を捨てることに微塵の躊躇いも持ってはならん。そのことさえ忘れなければ、武士はただ情熱を傾けて生きるのみ。何も恐れることはない。周囲に心乱されず、ただ只管に我が道を往け』

 

主人公の黒須元親は、領地を治める武家の三男として生まれ、過酷な修行で何度も死に瀕しながらも、鍛錬を辞めなかった生粋の武人。

大きな戦もなく泰平の世に向かっている時流に反するような、あまりにも苛烈な生き様を貫いてきたわけですが。家族が、その苛烈さが珠に傷と言いつつも受け入れているのは良かったですね。

 

全方位に喧嘩を売るような狂犬ってわけでも……そんなにはなくて。彼には彼の理想とする武士の姿、領地を治める家の者としての覚悟って言うのはあるんですよね。

自身が守る対象である、自家の百姓を殴った武士を諫めに行ったりしますし。諫めに行った(首を獲りに行った)なあたり、過激なのは間違いありませんが。

そんな彼は修行の旅にでることとなり……十年。武者修行をやり遂げたという達成感はないが、全力で戦うことも出来ない退屈さも感じていた。

 

そんな中で、不意に彼は魔法があり、異種族が存在する異世界に迷い込むことになるわけです。

異変を感じつつも考えて答えが出るものではない、と見切りをつけて森の中で過ごしてるのが強い。フラフラと森の中を歩いていたら、巨人に襲われピンチになってる現地人と遭遇し、救助することとなって。

冒険者だという彼等にこの世界の常識を教わる一方、黒須が彼等を鍛えるという形で良い縁が出来たのはありがたい。

黒須が冒険者たちのパーティーに加入して、メンバーやパーティーリーダーを尊重する態度を見せてるのも偉い。……ただまぁ、身内を侮辱されたら噴火するので扱いの難しい人物であるのも間違いはないんですけどね……。

 

黒須が迷い込んだ魔の森に隣接する、ファラス王国最西端にあるアンギラ辺境伯領。

あまり冒険者を重視してこなかった王国貴族が多い中で、当代当主は魔の森に隣接しているという点を活用し、冒険者を優遇するように動いていた。

それは結構うまくいっていたようですが……国の端にあるってことはつまり、他国と接してるんですよね……。

隣国オルクス帝国との関係は良くなく、整備された街道を荒らすと言った嫌がらせじみた工作はあったとか。この度、本格的に攻め入り村を一つ滅ぼすなんて真似をしてきて。

当代の辺境伯は領地改革に励んでいる有能な存在みたいですが、次代候補である息子たちには不安が残るんだよなぁ……。

魔術漁りは選び取る3

ico_grade6_4

「それは野心ではないかね?」

「違います。届かせたい相手がいるだけです。悪名が届けばみんなが悲しむ」

 

ついに魔術学院へ入学することとなったカナタ。

宮廷魔術師第二位でもあるヘルメスが学院長を務めていて、ヘルメスが失伝魔術の刻印者だったりを保護してくれてるため、刻印者であるルミナやその側近であるカナタにとってはありがたい場所ではあるんですが。

カナタ、ルミナを守るためとはいえ宮廷魔術師だったデナイアルを殺してるので、学院にとって危険かどうかを見定めるために、学院長と教師に囲まれて審判を受ける羽目になったりもしてました。

 

そんな場所で「譲れない一線を越えたので戦った。勝てないだろうけど、仮に学院長相手で、勝てないとしても立ち向かう」と偽りなく宣言できるカナタ、戦場メンタルすぎる。覚悟決まりすぎ。

同時に、母に厳しく指導を受けたから、ちゃんと合格できるのかを心配していたり、入学保証を受けた時に喜んだりする、年相応の部分もあるんですよねぇ。

 

女たらしなんて変な噂を流されたりしてましたけど、それを特級クラスの同級生を決闘でボコボコにすることでその実力によって黙らせたのはお見事。

他国で聖女と祭り上げられていたため、対人関係に難がありまくるエイミーに絡まれることになったりしてましたけど。

エイミー、自分の至らない部分を知ってからちゃんと反省して改善しようと努められるだけ、まだまだ未来があるんですけどね。

 

態度を改めたエイミーから、ちょっとした仕事を持ち掛けられて受けることにしたカナタ達。

その結果、裏社会で行われている決闘場に乗り込んで戦うことになったわけですが……。

闘技場周りのアレコレがWEBからは違う展開になっていて驚きましたねぇ。

 

カナタ、潜伏する際にも戦場メンタル発揮して「戦いの中に殺しがあるのは当たり前じゃないですか」とか言って、裏闘技場の関係者を黙らせてたの、シリアス場面なのに笑っちゃった。

今の血なまぐさくなった裏闘技場に思う所があった相手だ、というのを加味してもそこから味方に引き込んでいってるんだから、女たらしっていうか人たらしだよな……。そう考えると学院で流れていた最初の噂もあながち間違ってないのでは……? って気もする。

忘れられ令嬢は気ままに暮らしたい2

ico_grade6_3

「何にせよ、これでいざという時に逃げるための準備を万全にすることができたのかな。準備できる量が一気に増えたから、また街で買い足したりしないといけないけれど、その準備さえ終えてしまえば一安心できる気がするね」

 

魔の森の溢れというトラブルがありつつ、フェリシアは屋敷に引きこもっていたので彼女自身に被害はなし。

一時的に保護するだけのつもりだった狼たちですが……一緒に過ごすうちに情が移って、従魔契約を継続することに。一時的な関係のつもりだったからつけていなかった名前も与えて一緒に狩りに行ったり、屋敷の隠し金庫を見つけたりとなんだかんだ穏やかな日々を過ごしていたわけですが。

 

フェリシアの住んでいるあたりだけじゃなく、彼女の実家であるところのラビウス侯爵領も、ほぼ被害なしで乗り切ったとか。

しかし他の領地では被害が大きい所もあり……特に、他国が溢れの魔物を擦り付けてきたせいで直系がほぼ全滅したという西方のガルディア辺境伯領に変わるまとめ役を任されたのが第三王子フィリップで。

他の家でもゴタゴタがあった結果、フィリップの後見にラビウス侯爵が就くことになって。

その結果、フィリップの婚約者候補として、フェリシアの名前が挙がる事となって……。

 

それが面白くない、ラビウス侯爵家に押し付けられた王妹オリヴィア付きの使用人オーウェンは裏社会の住人を使って、フェリシアを排除しようと行動を開始することに。

……仮に排除が上手くいったとして、婚約者候補として名前が挙がった以上、侯爵も調査をするでしょうに。より窮地に追い込まれることになったんじゃないのかなぁ。

オリヴィアを押し付けられた上に第三王子の後見になったことで、仕事が増えまくって家中を纏められなかったラビウス侯爵にも落ち度はありますが、それにしたってなぁ。

騒動が落ち着いた後、フェリシアは距離の遠かった父と話をすることになって……色々とぶっちゃけトークをした上で、新天地に赴くことを決めたわけですけど。

またぞろ問題に巻き込まれそうだなぁ……という嫌な予感がある。

死神少女は陰から推しを眺めたい―悪役にTS転生したけど、こっそり原作キャラを観察しに行きます!―1

ico_grade6_3h

「魂を狩るのなら、覚悟を持つべき。未来の卵を面白半分に摘み取るのは、無邪気な子どもが崇高な芸術に石を投げるようなもの。ひどく幼稚」

 

大切な幼馴染を守るために主人公が覚醒し、悪の組織を打ち破る。

そんな王道展開を描いた漫画『Souls light nobly』、通称ソウライ。しかし、冒頭にソウライ原作から抜粋された文章があるんですが……大切なものに脅威が迫って、その逆境を打破するときに魂って輝くよね! という主旨なんですよね。

……つまり、こう……鬱展開も多いそうです。拷問とかもされるらしいし。主要キャラの家族が死んだりもするし……絶望顔や泣き顔には力入ってるらしいです。

 

主人公もその漫画の読者だったらしいですけど、曇り顔、確かに映えるし作品の魅力だけど……暗い世界観すぎるから、もう少し優しくあって欲しいなと思うこともあったそうですけど。

相手を死に誘う力に特化した能力を持つ少女ブルームというキャラに、TS転生することになってしまって。一対一の状況ではほぼ負けなしと言える、強大な力だけど使うほど自らも死に魅入られていくという能力で。原作漫画ではだんたん正気を失っていき、最後には主人公たちと敵対することになったそうです。

 

しかし転生した主人公は、一度死を経験したことで死に魅入られることなく能力を使うことが出来て。推しキャラを眺めるためにその力を使う決意をするんですが……え? これにはブルームに力を与えた死神もびっくり。

推しカップルを眺めたい。けど、そのために原作の鬱展開を無視できるほど人でなしでもなく……その結果、原作ブレイクしまくってるんですが。涙より笑顔が増えたのでヨシ!

異世界アジト 辺境に秘密基地つくってみた

ico_grade6_3

「よーし頑張るぞ! そしてぴんく! 結局お前頼みだっ、よろしくお願いします!」

 

仕事帰りに信号待ちをしていた主人公は……気付くと異世界の荒野に迷い込んでいた。

自分に関係する記憶も失っている不安の中、それでも生きようと足掻いた結果、なんとか岩場の影に水源を発見。

そこを拠点に生活を続けることになるんですが……。2度目の人生、オマケのようなものだからボーナスからとって自分の名前をボナスにしたり。

なぜか懐いてきた桃色のトカゲをぴんくと名付けたり……ネーミングセンスは皆無なんですが。

 

遠目には山か丘のような地形に見紛うような蛇が居たり。全長20メートルはありそうな巨大ワニが居たりと過酷な環境で。

ぴんくが体格は小さいけれど、火を噴いて敵を倒せる能力を持っていて。戦力や食糧確保に協力してもらえたのはボナスにとって幸いでしたね。

後に周辺の調査を進める中で、ボナスが見つけた岩場以外に生活できそうな環境がなさそうな荒れた土地だって言うのも分かって。気合で辿り着いたのも、良い判断だったんですねぇ……。

 

行動範囲を広げていく中で、行商人と知り合うことも出来て。

この世界の言葉が分からない、という事実がそこで発覚して。なんとか身振り手振りでコミュニケーションを取って、交流を続ける中で言葉を覚えていくことになって。

周辺の環境を探る中でいろんな資源を見つけて。チョコレートを作ったり、それを行商人から聞いた情報を元に街に売りに行ったりと、少しずつ活動範囲が広がっているのは良い事ですかねぇ。

ぴんくという例外戦力はあるけど、ボナス自身は非力で。ちょっと儲けたりすると荒くれ者に目を付けられたりするのが難ですよねぇ……。

傭兵雇ったりして対策は取ってますけど。彼の棲んでいる場所も、色々大変な場所らしいし、厄介ごとの方が向かってきそうな気配は感じる。

アルマーク4 武術大会編

 ico_grade6_3h

「私も、アルマークを信じてる」

(略)

「理由はうまく言えないけど、でもアルマークと一緒にいると大丈夫だって思えるの。私は大丈夫だって」

 

夏季休暇明けに行われる武術大会。

初冬に行われる魔術祭と並ぶ学院二大行事の1つで、それぞれが真剣に練習していたわけですが。

武術大会にあわせて、王太子ウォルフ殿下が護衛などなど随行を連れてやってきていて。

王族故に監視が甘くなっていたのを利用して、配下が危険な品を持ち込んで暗躍していたのがおっかないですねぇ……

 

アルマークが得た棒を求めて、いろんな思惑が蠢いているようですけど。肝心のアルマーク自身がなにも分からないまま巻き込まれ続けているのもまた危ういと思いますが。

北の傭兵としての経験から、戦いに慣れているアルマークだからこそなんとか乗り切れましたけど、敵の攻めが苛烈になってきた時にどうなるか。

侵入者相手に負傷したけれど、仲間が待っているからと何十倍にも煮詰めた薬湯を飲んだうえで大会に戻って。

いつもの彼らしい戦いではないけれど、負傷した身で出来る範囲で見事に相手を操って勝利したのはお見事。

 

その後、大幅加筆されたアルマークとウェンディが謎の試練に巻き込まれるエピソードが差し込まれていたのが新鮮で良かったですね。

試練を課す存在もまた謎めいた言葉ばかりを投げかけてきて、わかるようなわからないような部分が多いですけど。アルマークとウェンディの道行きは険しいのは間違いなさそうです。頑張って超えて欲しいものですけどね。

盗賊少女に転生したけど、周回ボーナスで楽勝です! 100%盗む&逃げるでラクラク冒険者生活

ico_grade6_3

「そうなのか? ではリオはいつ何時、なにを見て行動を起こすんだ?」

「それはもちろん、面白そうだと思った時です!」

 

MMORPG「クラン・オブ・ジャーニー」。

そのゲームにのめり込んで、いわゆる「強くてニューゲーム」的な機能である「主人公転生」を10回もして、ゲーム周回をしていたクラジャン廃人の主人公。

11回目の「主人公転生」をしたところ、なぜかクラジャン世界の孤児の少女リオに転生してしまっていた。

 

現実となったクラジャン世界では、盗賊のジョブは窃盗と逃走に特化したスキルばかり覚えるせいで犯罪者になる確率が高いと色目で見られているそうですが。

廃人の目からすれば、モンスターから「盗む」アイテムにはレアなものが多く、非常に有用なジョブだった。

そのため、ジョブを授かる覚醒の儀を行った神官に心配されたり、養護院の院長からも「紹介できる仕事はない」と見放されたりするわけですけど。

それを「自由を得た!」と喜べるあたり、リオは本当にクラジャンが好きなんだねぇ……というか。11回目の「主人公転生」で得られるボーナスポイントも得ていた彼女は、エンカウント率を下げ、絶対先制攻撃が出来るようにし、その上で盗む成功率と逃走率を上げて、「見つからないまま近づき、盗みを確定成功させ、その上で絶対にげる」とか言うトンデモ盗賊となるわけです。

 

……クラジャン廃人として世界を楽しむことに集中してるから、モンスターのレアドロップに集中してますけど、普通に犯罪にも流用できそうだから、現実世界となったらそりゃ警戒されるわって感じのスキル覚えますなぁ……。

基礎スペックが低めらしくて、レベル上げが大変そうですから、リオみたいにボーナスポイントでもなければ4種のスキルをレベル上限まで上げられないでしょうけど。

リオはアイテム周回とかも無限やれちゃうタイプの廃人なんですが、同行者が出来た時も悪気なく10時間近く周回に連れまわして「せめてダンジョンでて一回地上で休ませて?」って言われてたの笑っちゃった。乾いた笑いの類だけど。

楽しさの為なら走り続けられるリオですけど、足元見えてなかったりする場面もあって。危ういところを窘めてくれる知人が出来たのは良かった。
常識破壊して突っ走る暴走特急の類ですけど、その結果助けられた人もいるのでヨシ!

少年アウルのほんわか異世界ライフ~新しいご主人と巡り合い最強パーティとゆったり生活します~

ico_grade6_3h

「ノーヴェ、あいつは普通だ。背伸びすんのが子供の特権だろォが」

(略)

「まわりが自立した大人ばかりで、自分は与えられるばかり。同等になりてェんだろ。いかにも子供らしいじゃねェか」

 

主人公のアウルは、とある商会で過酷な扱いを受けていた奴隷だった。

ある日痛めつけられる中で何かが砕ける音を聞き……そこから、前世の記憶を取り戻したわけです。

もしかしたら自分が聞いた何かが砕ける音は、今までの自分というか、魂的なナニカが壊れた音かもしれない、なんて思う位には状況は悪かった。

 

底辺の扱いで過ごしていたわけですが……ある日、商会が検挙されることになって。通常なら親のいない子供を引き取る養育院送りになるところ、精神が大人な彼は同世代の子供と一緒の生活をするよりかは、外に出て働きたいという意欲の方が強くて。

虐待するような扱いの奴隷は違法だけれど、雇用形態としての「奴隷」は存在して。肉体的にはまだ子供のアウルが働くためには「奴隷」である方が都合が良かった。

 

そんな彼が出会った主人が冒険者のハルクという青年だった。

ちょっと抜けているところもあるけど、ランクが高めのパーティーに所属する実力者で。

名前の無かった主人公に、アウルという名前を付けてくれたのも彼なんですよね。そしてハルクのパーティーメンバーたちも、調査依頼でやってきた拠点でもない街で唐突に奴隷を買ったことについてハルクを詰めつつも、アウル自身に問題はないからしっかりと保護したり、面倒見てくれるのが良かったですねぇ。

 

ハルクたちのパーティー、まさにアウルが居た商会で蔓延していた薬物についての調査の為に来ていたそうで。

アウルが知っていた情報で進展した部分もありましたし、結構ハルクと出会えたのは運命的だったと言えるのでは。

プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
 新刊・既刊を問わず読んだタイミングで記事を作成しております。
 コメント歓迎。ただし悪質と判断したものは削除する場合があります。

メールアドレス
kimama.tyaka@ジーメール なにかご依頼等、特別連絡したい事柄はこちらにお願いします。
メッセージ
アーカイブ
カテゴリー
記事検索
最新コメント
  • ライブドアブログ