気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

Nardack

出遅れテイマーのその日暮らし8

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「も~~~~っ そんなヤバい情報 気軽に話さないで!!」

「リアルなら緊急搬送されてるって~! 心臓に悪いって~!」

 

水霊門を開放し、そこのダンジョンに入ったユート。

そこで狂った水霊と戦い……ユニーク個体のテイムに成功。

テイムしたルフレは醸造・調合・発酵・料理のスキル持ちで、オルトと同じく生産特化型の構成で。どんどん生産方面で出来ること増えてますねぇ。

 

水霊門を開放したことで、他のエリアも開放できるんじゃないかと目星をつけて。

実際それで土霊門の解放に成功してますしね。オルトの同胞が多く住まうエリアに行って、美しい鉱石の見られる街並みに、どや顔してるのが可愛かったです。

あとは畑に植えたオリーブトレント、本体は畑から動けないけど畑エリアだったら分身の木人形を動かせるのも良いですねー。木人形、思った以上に良く動いて可愛い。畑外のエリアには出られないみたいですけど。

 

そうやって新情報を携えて、アリッサさんに知らせた結果燃え尽きているの、ユート目線だと天丼芸で反応面白がってるの、笑えるな……。

他には、βテスターで攻略Wikiとかで情報発信とかもしている有名なテイマー、アミミンさんと出会ったりして、独自路線突っ走っててフレンドの数も多くはないけど、その分少数精鋭というか、変わった繋がり多いですよねユート。



出遅れテイマーのその日暮らし7

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「…カイエンおじいさん いろいろとお世話になりました」

「…こちらこそ 村を守ってくれてありがとうな」

 

3337話を収録。

レイドボスとの戦闘で死に戻りが増えてくる中、実は歴戦のNPC住人が応援に駆けつけてくれて。

プレイヤーも含めて全員で協力してイベントをクリアしていたのは、楽しそうで何よりでした。勝利の宴なんかも催されて、完全勝利なのでは。

 

前巻で描かれていた他サーバーだと、村襲撃されて壊滅状態になってるところもあったし。そうなるまでにNPCの好感度最低だろうから、勝利したところでそういう宴はなかったでしょうしね……。

一応戦闘でNPCのフォローがあったように、サーバーにファーマーが居なかった時は神聖樹の復活に村長が協力してくれるとかの補助イベントもあったようですけど、サーバーごとに結構な差が生じてそう。

 

イベント用特殊サーバーから帰還したかと思ったら、意気揚々と畑仕事に出向くオルトは可愛かったです。

テイムモンスター同士の相性などが良いと発生する配魂イベントで、ピクシーのファウが誕生。自分と繋がりがある卵だから、オルトが孵卵器にくっついてたり、そんなオルトをサクラが落ち着かせていたりするのも微笑ましい。

ユートがレベル20になって上位職業への転職できるようになったり、隠しエリアを発見して称号ゲットしたり、相変わらずゲーム楽しんでる風景見るとこっちも楽しいですね。



出遅れテイマーのその日暮らし6

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「やっぱ白銀さんすげーな」

「マジ白銀現象」

「さすシロ!」

「それ…褒めてるのか…?」

 

イベント中、いつも通りの生産プレイに勤しんでNPCやテイムモンスターとの交流を楽しんでいたユート。

村の少年と一緒に釣りを楽しんでいたところ、他のプレイヤーが黒い靄をまとった熊に襲われて死に戻りした、という話を聞いて。

 

イベントモンスターかと思いきや、実は村の守護者とされているガーディアンベアーで。

黒い靄を纏っているのは守護していた神聖樹に封じられた悪魔による謀略だった、というのが明らかになるわけです。

ユートがNPCの信頼関係を築いていたからこそ、そのあたりの情報が早く入手できたのは良かったですね。

他のサーバーではガーディアン倒しちゃって信用がた落ち、村も壊滅的な被害を受けてしまったりもするみたいですし。

 

もう一人のユニーク称号持ちである「紫髪の冒険者」ジークフリードなんかも居て。

あとはユートのテイムモンスターファンも多かったりしたので、プレイヤー間も良い関係を構築してイベントを楽しめていたのは良かったですね。

レイドボス戦闘、ユートは基本後方支援を担当していましたけど、転移で後方を狙われて戦わざるを得ない状況になって。……巨大悪魔にまるかじり、はなるほど最悪な死に戻り方だろうな……とは思いました。



出遅れテイマーのその日暮らし5

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「こういう出会いと別れも吸収してAIを成長させているのか…

 これは愛着沸きますわ…」

 

2226話を収録。

珍しく戦闘エリアに出たユートでしたが、ピンチに陥ってしまって……そこで助けに入ってくれたのが、初日にユニーク称号を貰った「紅玉の探索者」アカリで。

装備更新用素材としてレアアイテムを求めていた彼女と、護衛が欲しいユートとで需要と供給が釣り合って一緒に行動してたのは、ゲームらしい関係の広がりだったかと。

 

アカリも素材最近高騰してるんですよねー、という話をして。それが最初に約束した金額よりも高い相場で。ユートが冗談で「そう聞くと心揺らぐなー、なんちゃって」とジョークを飛ばしてましたが。

ユートのテイムモンスターたちが「前言翻しちゃダメ」と言わんばかりにユートに詰めてポカポカ叩いたりしているの微笑ましくて良かったですね。

……途中からなんかユートにくっつくの楽しくなってそうなのも可愛いですよね。

 

あとはいくつかのサーバーに振り分けられて、近隣の村の働き手不足を解消するという公式のイベント。

イベント期間中の活動に応じてポイントが入り、個人・サーバーごとのランキングもある。

小さな村で宿は一つ、NPCと交流して上手くすれば家に泊めてもらったりもできるけど……というあたり、初回にやるにしては要素多いイベントでもありましたが。

NPCとの交流とかもやりかた次第、つまりはこのゲームの遊び方はもっと幅広いものですよ、というのを提示したいってのが運営側の思惑にはありそうだなぁ、とは思いました。自由度高いですからねぇ。



出遅れテイマーのその日暮らし4

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「よほどおかしなプレイしてない限りは見たことあるはずよ!」

「おかしな…」

 

ユートの発見した「自分の畑で雑草を栽培し、収穫する」以外にも「雑木を自力で伐採する」という方法でも「植物知識」スキルを取得できることを、アシハナ達は発見して。

1時間木こり続けたソーヤ君はお疲れ様です。

採取可能範囲が広がるので、生産職的にはありがたいんだろうなぁ。

 

楽しくなって色々やっていた結果、ボス発生のフラグを踏んで戦闘に発展していたのは流石の白銀クオリティ。

生産に従事してようやく戦闘も出来るようになったユートが、ボス戦未経験でフィールドボス戦闘用に隔離される際に見られるボス壁を見たことないのにアシハナ達が驚いているのが地味に笑える。

 

情報屋「早耳猫」の関係者と、大樹の祭壇イベントの検証に乗り込んだりもしていましたが。一人が連れていける人数には制限がって、検証プレイしているわけでもないユートの枠を潰してしまったことをアリッサ達が申し訳なく思って、ちゃんとその分の報酬も上乗せしていたりするの、真面目にプレイしているなぁと彼女たちの善性を感じられて好きです。

出遅れテイマーのその日暮らし3

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「ム~!」

(何だここは楽園か? 社畜を卒業して一生この国で暮らしていいですか?)

 

1216話を収録。

新たなテイムモンスター・水臨大樹の精であるサクラを迎えたユート。

サクラが前衛も担えるタイプのステータスだったので、オルトとサクラを前に置き、後ろから魔術を当てて戦うスタイルで、ようやく戦闘方面でも活動できるようになって。

その過程で、灰色リスのユニークモンスター・リックをテイムしたりして、できる事の幅が広がっているのは良いですね。

 

まぁかなり作り込まれたゲームで、ユートなんかユニークモンスターたちが生産向きのスキル持ってるのもあって、最初の街で色々と新スキル発見したり、新イベントと遭遇した莉しているので、活動エリアを広げることが絶対の正解ってわけでもないですけど。

卵からかえったモンスター、ハニーベアのクママ、デフォルメされたクマでフカフカのフォルムはなるほど可愛い。

 

クママのスキルを活かすための養蜂箱が欲しくなったことで、他のプレイヤーとの交流も発生していって。

……クママにほれ込んだトップ木工プレイヤーのアシハナ、「クママの養蜂箱は自分がつくる」、「素材や出来で妥協するのは許せない」、「ユートの予算では厳しいと言われても引かない」とワガママ言ってたのはアレでしたけど。ソーヤが素材持ち込みしてもらえば? と妥協案出してくれたのは良かった。

出遅れテイマーのその日暮らし2

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「この杯は生涯に一度しか使えませんよ そのようなことに使ってもよいのですか?」
(略)
「はい! 苗木の病気を治したいんです!」 

611話。

運営がユートの髪色に合わせて「白銀の先駆者」という称号を与えてきたこと。

さらにマナーの悪いプレイヤーがスクショして拡散したことで、望まぬ注目を集めることに。

盗撮して50人以上に情報を売ったし、形だけの謝罪だけをしてきたけど、ユートが許さない姿勢を見せたら「大げさよ! 調子に乗ってんじゃないわよ!」とか言ってくるあたり、ミレイの御鉢が知れるというか。

 

その後ユートがGMコールをしようとしたら、現場を見ていた信者から「コールするんじゃねーぞ!」と絡まれる羽目になったりしてるので、ユートは本当に散々な初日を送っていますね……。

まぁ、悪質プレイヤーだけじゃなくて、善良なプレイヤーも居て。そこから通報があったことで、運営が動いてくれたのは良かったですけど。

……特徴を交えた称号を全体アナウンスで発進した運営にも責任の一旦あるから、これ若干マッチポンプなのでは……。まぁミレイ一派のマナーが悪かったのは確かだし、早い段階でBANできたのは良かったですけど。

 

その後ユートはオルトを伴って街のゴミ拾いクエストとかを行ったりして。その過程で未発見エリアを見つけたりして。情報提供でアリッサが驚かされているの、傍から見てると良いリアクションなので楽しいですね。

あとは「後で好きな物買ってやる」と言われたオルトが、周囲を見て目の色変えていたり、めぼしいの見つけた時にウキウキしててカワイイですね。これはユートを含めノームを愛でる派閥が出来るの良いな。



出遅れテイマーのその日暮らし1

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「もう計画は立ててあるんだ 俺たちなりの楽しみ方をしようぜ!」

 

15話を収録。

フルダイブVRゲーム『LJO』の世界存分に楽しむために、夏休みと有休を使って25連休を取得した主人公のユート。

リアル社畜なので他の人との協力プレーではなく、ソロで自由に楽しみたい。だから、テイマーかサモナーになりたかったが、職業選択はキャラメイク時にランダム。

 

時間ギリギリまで粘って、なんとかテイマーにはなれたものの……ランダムで与えられた最初の相棒であるノームのオルトは、完全生産特化型のモンスターだった。

テイムモンスターに頼る気満々で、自分の戦闘力も削っていたユートは、初戦闘で即死に戻り。

 

オルトと一緒にゲームを楽しむため、農業ギルドに行って畑を買って。設備を充実させるために外に飛び出してまた死に戻り。

ペナルティーなしで3回死ねるシステムがあるゲームだから、スタートダッシュで限界ギリギリまで初日から死に戻りしたわけですが。

リスポーンポイントが他のプレイヤーの眼にも触れる公共の場だったこと。ゲーム内1日が経過したタイミングで「最多死亡者」として称号付与されることが全体にアナウンスされてしまったことで、ユートは注目を集めていくことになってしまうわけですが……なかなかままならないものですが、それでも楽しみ方を模索してるの良いですね。

出遅れテイマーのその日暮らし10

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「ユート君が来た時点で、絶対にこうなるって分かってたのにぃぃぃ! どうして油断したのよ私ぃぃっ!」

 

イベント完結までを収録した10巻。

ユートは図鑑完成を目指して、最低限の情報を猫耳猫から買ってある程度は自分たちで達成しようとする相変わらずのプレイスタイルで突き進んでいますが。

古代の島を先んじて見つけていたため、NPCからもらったヒントにその島関係のものがあると「もう行ったんだよな……」とかなってるの面白かった。

一度行ってから戻ってきた関係でフラグが立って、またいろんなイベントを発掘してましたねぇ。

 

後に掲示板回の中で明らかになってましたが、称号やイベント等を色々と発見している白銀さんに倣って、攻略組もNPCたちとの交流をしようとしていたみたいですが……。

その白銀さんがショートカット発見して、古代の島のボス討伐を配信してしまったことで、攻略組が躍起になってしまった展開もあって。

最後はサーバー分けずに全員集合形式でのレイド戦になってましたが、攻略組のメンバーが足並みそろえられずにいたのは、白銀現象の功罪というか……。

テイムモンスター達とほのぼの冒険してる白銀さんと、最前線で廃人プレイしてるゲーマーとの温度差を感じましたね。

 

せめて存在を示そうとシステム的に実装されている「必殺技」を攻略組が使おうとしたところ、ボスの状態異常で即死。

ユートが友人からもらった蘇生薬を使ったことで、結果的に丸く収まっていましたが……ギクシャクした原因も無自覚なユートなので、こう微妙にマッチポンプ感。いつも通りの彼ではあるんですけどね。

 

配信で色々とネタバラシされたことで、運営がまた大慌てしてたのはちょっと笑っちゃいましたが。デスマーチっぷりが全く笑えないんだよなぁ。

VRの加速環境があるから何とか片付けられているみたいですけど、なんか現実世界の方ではそれを問題視してる法案が提出されてたりしてるようですし、どうなるんですかねぇ……。
あ、猫耳猫のアリッサさんは今回も叫んでて笑いました。彼女は彼女でいつも通りだった。

ワールド・ティーチャー 異世界式教育エージェント

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「いつか自分のやりたい事を見つけなさい。俺はそれを手伝ってやるからな」

「……うん!」

 

世界最強のエージェントとして活動していた主人公は、仲間に後を託して命を落とした。

そして気が付いたときには、魔法のある異世界に転生してシリウスという新たな名前を得た。

母は既に亡く、使用人たちには優しく見守ってくれているものの……父は彼の事をまったく顧みない下種だった。

まぁ干渉してこないおかげでシリウスは優しい世界で過ごせていたので、そこはありがたくもありますけど。

 

魔法の適性属性を持たないシリウスは、この世界では蔑みの対象になりかねないとのことでしたが。

前世知識を持つシリウスは何事も使いようと工夫して、身体能力強化や空中移動、遠距離攻撃など汎用性を持った技術へと発展させていったのがお見事というほかない。

 

自力で修行をする傍ら、あちこちに遠出してそこでも良い出会いをしているので、父には恵まれなかったけど、それ以外の人の縁という意味ではシリウスかなり運が良いですよね。

彼の事を気に入ったエルフの少女や、隠居していた武人、奴隷となっていた獣人の姉弟など。

獣人のエミリアとレウスはその経験から最初こそ心を閉ざしがちでしたけど、しっかりと心を溶かして信頼を勝ち取ったのはお見事。

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ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
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