気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

Noy

男爵無双~貴族嫌いの青年が田舎貴族に転生した件~

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「私はたとえ命を失っても自分の国は渡さない。やっと分かったの。順序が逆よ。王になれば覚悟ができるんじゃないわ。誰よりも国の未来に覚悟を背負える人が王になるの。だから、私が王になる」

 

旧華族・銀条家に生まれたものの、落ちこぼれ故に両親からも期待されずにいた主人公の余一。兄が死んでから迫害は増すばかりで。

そんなある日、不可思議な現象によって彼の肉体は地球から消失し……異世界の田舎貴族の息子ルシウスとして生まれ変わることに。

異世界では魔力の源【魔核】を作るため、幼少期に死の危険がある儀式を行う伝統があって。

 

ルシウスは赤ん坊の時期に、苦痛を伴う儀式を受けさせられたことで「今世も毒親か……?」とう恐怖を感じて。

儀式の後に体内に魔力の存在を感じ、それを動かせることを知って。動かす中で、儀式と同じような痛みを感じることに気付いて。また儀式を受けるくらいなら、自分でやった方がマシだと繰り返し挑戦することにして……。

その結果、彼はこの世界では前代未聞の魔核四つ持ちとして存在が知られることに。陛下から吉兆か凶兆かわからんけど、吉兆に賭けたと剣を下賜されることになったりもして、幼いながらに色々背負わされることになってました。

 

彼の住む北方は、様々な事情から立場が弱く……ルシウスの実家もまた男爵なのもあって立場的には微妙なところで。

それでも家族仲は良好であり……ルシウスは、自分の意志で良い男爵になろうと決意をしていくことになるわけです。

同年代のシュトラウス侯爵家の令嬢、オリビアは同年代の有望株であるルシウスや、北方領土の置かれている状況に思う所があって。兄が政治的な立ち位置が弱く、危険な戦地に送られた結果死んだという過去もあって、彼女は現状を変えるべく王になろうと足掻いていたんですよね。

そう、足掻いていた。あのままだったら夢の大きさに潰れそうだった所ですけど、ルシウスとの交流や危機を乗り越える経験を通して、成長する機会と出来たのは良かった。



転生したら最強種たちが住まう島でした~この島でスローライフを楽しみます~1

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「まあアラタの異常性はこれで良くわかったわ。それと、これからたくさん頑張ってもらっても大丈夫ってことも。というわけで、これからもよろしくね」

 

神様のミスで死んでしまい、異世界に転生することになった主人公のアラタ。

彼は『病気と怪我をしない強い肉体』を与えられて異世界に送り込まれることになったわけですが……タイトルにある通り、目覚めたのは最強種が住む島だった。

この島に住む神獣族や、鬼神族、古代龍に真祖の吸血鬼などなど。人間社会においては、歴史書どころか神話レベルの古さと逸話のある種族だとか。

 

アラタはこの世界の常識に疎いんですが、王命によって伝説にある島捜索していたチームの一人であるレイナが打ち上げられているのを発見。

彼女を助けたことで、一緒に過ごすようになって……色々とこの世界の常識について教えてもらえるのは助かりましたねぇ。

レイナ曰く、この島の住人一人でも外の世界でその力を振るえば『天災』として、総力を挙げて戦わないといけないレベルだそうで。

彼女自身人類としては強い部類だったのに、チート肉体を貰ったアラタよりも戦闘面では下になってしまう、というあたり魔境っぷりが伺えます。

 

というのもこの神島アルカディアは、創造神によって作られた強力すぎる生物たちを外に出さないために作られた場所で、外に出られないような結界が張られている場所だって言いますし。

中に入れるのも、一定以上の強力な魔力を持つ者だけっていう閉ざされた島であるようです。とはいえ無為な争いに飽いている長命種も多く、言葉も通じるしアラタのチートスペックによって魔獣にも対処できる。

そしてレイナは持ち込んだ資材で生活面や、料理などでフォローしてくれる。現地の住人を餌付けして、良いコミュニケーションも取れているしで、安心して読める作品でしたね。



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ちゃか

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