(願わくば、彼らの来世が幸福なものになりますように)
ギムルの街の騒動が落ち着き、自分の目的である大森林へと向かう決意を固めた竜馬。
洗濯屋も副店長を昇格させたり、スライム研究者たちも習熟が進んだこともあって、任せる領域を更に増やして自身はオーナー兼営業(冒険者活動の傍らで気付いたことを共有する)形を取って、自分の時間を増やした模様。
そして実績を積んでCランクマで昇格を果たしたのは良かったですね。……まぁ竜馬が全力で頑張りすぎたせいで他所のギルドに出向いた時とかは、不正を疑われてトラブルに遭遇するケースも増えたそうで、良し悪しありますけど。
公爵家の技師として認定をもらったのも助けになってたようですし、トラブルに合っても自力で解決はしてるし、しっかり報復の種まいてるのは流石。
……それも相手が反省して謝罪の一つもくれていれば、あそこまで大事にはならなかったわけですし、まだ優しいよなぁ。
出先でセバスさん達と再会したりして、老練な先達から新しい教えを受けたり。
自分が神の子であるということを打ち明けたりもして、少しずつ状況が変わっていってますね。竜馬の秘密を打ち明けたことで、公爵家の方々の悩みも解決されてましたし、そこは良かった。