気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

VRエロゲーやってたら異世界に転生したので美少女魔王を奴隷化する

VRエロゲーやってたら異世界に転生したので、美少女魔王を奴隷化する~クロスアウト・セイバー~3

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「誰でも何かを見逃すことや、間違うことはあります。私もヴァイン様に出会うまで本当の愛を知りませんでした……だけど気づきさえすれば遅くはないんです。いつからでも、私たちはみんな幸せになることができます。そうですよね、ヴァイン様っ」

 

ラクシャルが体調不良になったと思ったら、黒いラクシャルが登場したりして。

更に女神エナまでやってきて、なかなかに混沌とした状況になってきますが。

ここで女神エナによってこの世界の真実や、わざわざ転生させた理由なんかについても触れられます。

そこの設定しっかりしていたのは個人的には好印象。

 

2Pカラーというとあれですが、ヴァインによって変えられた今の世界とは異なるルートを辿った可能性の具現である黒いラクシャル。

その事情を知らなかったゼルスは一度彼女を否定してしまったりもしてましたが。

ゼルスに自分を頼れといったヴァインが今度は一人で抱え込もうとしてゼルスに突っ込まれたり、今までの積み重ねが生きてきた感じがするのは良かったですね。

 

……黒いラクシャルがシリアス全振りなのに対して、こちらのラクシャルはヴァイン愛全振りになってて温度差著しかったですけど。だからこそ深刻になりすぎなかったのは、まぁ良かった。



VRエロゲーやってたら異世界に転生したので、美少女魔王を奴隷化する~クロスアウト・セイバー~2

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「違うっつてんだろ。俺を頼れよ」

 

配下を増やした主人公ヴァインは、大陸北部へと足を延ばすことに。

山脈を超えて、ゲーム的に言うと別のマップに侵入したところ、猛吹雪に見舞われることに。

テイムした仲間から得た魔法を活用し道を切り開き、ノースモア王国にたどり着いて。

最初はヴァインの能力を認め、吹雪を収めるのに協力してほしいと言われたのですが……魔族を連れていることが発覚し、もめごとが勃発。

襲われたので鎮圧し、国王が「なんでもやるから許してくれ」と言ってきたから国王の座を要求する当たり、なかなか肝が据わってる。

 

いかに北国とは言え、主人公たちが遭遇した猛吹雪は初めて遭遇するもので。

その裏側で暗躍していた存在から刺客が放たれたりもしたのですが。ちょっと抜けていた性格な上、女子だったからヴァインに食われることになったのは……まぁ予想通りか。

敵の首魁も女でしたけど、身内に手を出したからって無力化した後は興味を示さなかったりするので、一応手を出す相手選んでたんだな君……。

 

幼馴染ラクシャルを取られて、意固地になっていたゼルスが素直になったのが2巻の収穫ですかねぇ……。

別大陸から魔王がやってきて、それを従わせることに成功してましたが……またしても幼女形態なので、ゼルスと地味に属性被ってる感がある。

まぁ、動いていた敵の規模のわりに被害は少なかったので、決着点としてはマシか。



VRエロゲーやってたら異世界に転生したので、美少女魔王を奴隷化する~クロスアウト・セイバー~

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「俺の仲間になれ、ラクシャル。お前に拒否権はない」

 

タイトル通りVRエロゲーやってた主人公がその世界に転生することになる話。ノクターンからの書籍化なのもあって、挿絵も肌色多めの物語ですね。

 

死亡した後女神に出会った主人公は敵キャラをテイムする能力と、一撫でするだけで女子に快感を与えテイムを補助する能力を獲得。

その場で女神相手に実践してみようと思うあたり、清々しくエロに振ったキャラですね。……魂だけの状態だったから本番までは出来ませんでしたが。

 

そして記憶と能力を宿したまま無事に転生できたものの、占い師によって「世に混乱を齎す災厄になる」と予言されたことで、軟禁されて育つことになります。

両親は愛しい子供を奪還しようとしてくれたみたいですが、村から追い出されたしまったり今世のスタートは散々ですね。

テイム特化のせいで脱出も出来ず、実に18年もの間閉じ込められていた主人公でしたが……。

ある日、村が魔族の少女ラクシャルの襲撃を受けたことで状況が一変。

 

テイムによってラクシャルを下し、彼女の能力すら扱えるようになった主人公は村を離れてついにゲームの世界へ踏み出すことになるわけです。

ラクシャルの上司にあたる、幼女姿の魔帝ゼルスも支配下において。転生させてきた女神エナからアドバイスをもらって学園に通うことになったり、色々とイベントを起こしていくわけですが。

最初に味方に引き込んだラクシャルがヒロインとして強い作品ではありましたね……主人公が撫でれば女キャラはテイム出来ちゃうので、快楽を与えるシーンは多いけどその分本番は少なめか。1巻だと説明パートも増えますしね。



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