気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

VRMMOはウサギマフラーとともに。

VRMMOはウサギマフラーとともに。7

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「相変わらずとんでもないわ、シロちゃんは……。なんで第五エリアに入って早々、大規模イベント戦になんねん……」

「なんというか、流れで?」

「流れが激流すぎるわ」

 

シロが、かつて地球に来たことのあるミヤビが地球人と結婚して生んだ子の末裔であると発覚。

代々伝えられてきた『龍眼』の中に線が見えるコト。それがミヤビの血族として認められる条件で……それを満たしているシロは、帝国においても貴重な存在として認められることに。

 

三巨頭と呼ばれる人物と顔合わせする場所が設けられたり、その縁で帝国のDWOユーザーが増えることになったり。中身入りのNPCである竜と遭遇した時に、シロの存在に気付かれたりと、宇宙側の影響がますます濃くなってきそうな雰囲気は感じる。……元からか!

 

ゲームの方ではシロ達は、一緒にレイドをクリアした面々と怠惰の第五エリアに進出。

そこで帝国関係者から話を聞いて、攻城戦のイベントに乗り出すことになったりしてて、留まるところを知らないな彼は……。

見事そのイベントはクリアしてましたけど。まさかそこが大規模な拠点として使えるようになる報酬がついたユニーククエストだとは。他のギルドからのやっかみが増えそうですねぇ。

攻略に関わったメンバーとギルドが集まったより大規模集団であるクランを結成することになって、怠惰の中でもかなりの戦力ですから下手にちょっかい出されようと対処できそうですけど。

……帝国の間者がシロ見守ったりしてますしね。今回も竜が登場したときに介入してきたし、守護は堅いか。

WEBの更新は続いているんですけど、月一ペースだから8巻はまたしばらく先になりそうですかねぇ……。



VRMMOはウサギマフラーとともに。6

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「くははははははは! そうか! そうかそうか! そういうことか! あの馬鹿め! 約束を守りおったか! まさかこのような形で返されるとはの!」

 

シロ達は耐氷のアクセサリーを買い求めて、第四エリアの開拓を進めることにして。

氷系統のソロモンスキルを持っているアイリスが所属するギルド『六花』が、対策用アイテムの素材の在庫持ってるのには納得。

それを貰う代わりに高ランク素材の融通してるの、相変わらずの調達屋ですねぇ。

その流れで六花と月見兎、スターライトの3ギルドで協力してエリア探索をすることになっていましたが。

 

魔工学を習得してるリンカが、前のエリアボス探索用アイテムをリメイクして『魔導コンパス』とか言う方位を示すアイテムに作り替えて、吹雪の中でも方位が分かるようにしてたのは凄い。

それでもシロがヒドゥンクレバスにハマったりしてましたが……クレバスの底に神殿が用意されてるとか、なかなかに罠すぎるな……。

一緒に探索する中でどうしてもシロのソロモンスキルが転移系統だと六花にバレたり、彼が宝箱を開けると(自分用以外ならおおむね)良いものが出るというラッキーボーイと発覚して、いつものガチャ回が始まったり。

 

協力する人数が増えるとどうしてもそのあたりは隠しきれなくなってきますよねぇ。

とは言えスターライトも六花も良識的な人が多いから、良い付き合いが出来そうなのが良いですよね。

怠惰、絡むと面倒そうなエルドラドとかいるからな……。

必要な鍵アイテムを見つけ、さらには他にも協力者を募って第四エリアボスのレイドクエストを超えたりと、ゲーム方面は順調に進んでいってましたが。

 

初期から妙に縁のあった帝国のミヤビさんの目的について、ひょんなことから明らかになることとなって。シロもまた大変そうですねぇ……。

あとは後半にインタールードと題して収録されていた、亜種モンスターを呼び出せる特殊クエストは良かったです。クリア特典でシロがゲットした玉手箱は、1時間だけ年齢変更が出来るというパーティーグッズ的なもので……レンが成長した姿を見せつけて、シロをドキドキさせてたのが可愛かったです。

VRMMOはウサギマフラーとともに。5

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「なぜ地球人はこうも短命なのかの。生まれたと思ったら、あっという間に死んでいく……。何かを為す暇もないじゃろうに」

「短命だからこそ輝くものもありますれば」

 

実はこの世界は、広大な宇宙に多様な知的生命体が生まれ、連合や同盟なども結成されていた。

シロがNPCだと思っていたミヤビや双子たちも、宇宙人ながらゲームにログインしているということが明らかになって。まぁ大っぴらに出来る話でもないので、彼がそれを知ったところでどうすることも出来ないというか。

別に侵略目的で囲っているわけではないから、シロとしては変わらずゲームを楽しむ以外にすることが無いともいう。

 

ただこれまでも変な出来事目撃したし、事情を知ってしまったのも事実なので、双子が護衛として派遣されてくることになって。

食費も併せて振り込んでくれたのはありがたかったですけど、桁違いの入金が通帳の記録に残ってるの、税金関連のアレコレ大変そうって思ってしまうのは年かな……。

ゲーム運営に宇宙人が関与してたり、知ってる人は知ってる事柄みたいですし、それをやってるのがミヤビっていう高名な存在なあたり、内々に処理されそうですけどね。

 

さらにいろいろと経験したことで、シロのソロモンスキル「セーレの翼」が成長。

自由に設置できるビーコンに転移出来るとか、汎用性高すぎてこれまで以上に狙われそうな理由が出来てしまったな……。

シロ自身にそこまで隠すつもりないというか、うっかり写真に写り込んでしまって、事情に気付いたプレイヤーも増えてきましたし。調達屋としてではないですけど、有名プレイヤーのPKを配信する輩に目をつけられたりしてましたしね。

 

4巻の感想の時に触れた、掲示板回の時にジョブの表記が「剣士フェンサー」とかになってるのが、嫌いな表記だなぁって書いたんですが。

5巻では「魔獣使い《モンスターテイマー》」みたいに表記変更されてて、個人的にはポイント高かった。こっちの方が表現的に好き。

VRMMOはウサギマフラーとともに。4

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「別に僕らは強さを求めてこのゲームをしてるわけじゃないし、そこらへんはみんなでカバーするよ。それにこれから上級職とかに進んだら、僕らも同じようになにかが能力ダウンになるかもしれないし。お互い様さ」

「そうだよ。レンちゃんがやりたいようにやるのが一番だよ」

 

マドカ・ノドカからもらえた情報によって、次のエリアにつながるヒントを得たシロたち。

怠惰トップギルドのアレンたちと協力して、鍵となるデュラハンを撃破してボス戦闘への道を作ることに成功して。

シロ達の情報によってアレン達はかなり利益を得てますが、アレン達のギルドの船に同乗させてもらってエリアボスに挑む機会を得てるわけですし、助け合いが成立してるの良いですね。

 

ギミックボスに苦戦しつつも撃破して、第四エリアまでいけることになったわけですが。

臨海エリアである第3エリア超えた先が、耐寒装備必須の雪原エリアになってるのゲームとは言え容赦ない設定というか。

エリア超える度に対策装備の更新がはいるの大変そうだなぁと思いました。

 

そしてアレン達との関係が良好で、シロ自身も以前PK相手取った経験などから「ウサギマフラー」さんとして顔が売れていて。

それらの影響もあって、目ざといプレイヤーからシロが噂になってる「調達屋」だと目星をつけて接触してくる事態も起きて。

 

自力であたりをつけて、情報を他に流すつもりもなくて、仲良くしてほしいと思ってる。かなり明け透けですけど、これくらいの方が分かりやすくて良いか。

素材を流した上で口止めもできたし、割とマシなところに話落ち着きましたしね。

ただ今回はこれで済んだけど、注目され続けてるとどんどん気付く人増えそうというか。そうすると面倒ごとも舞い込んできそうなのが困りものですなー。

 

あとこれはあくまで個人的な感想なんですが、職業システムが実装されて掲示板で盛り上がるのはいいんですよ。ただ、ルビ振ってたであろう部分が平文になってて「剣士フェンサー」とかの表記になってるのが地味に嫌だった。

なんか表現として定型外れてるの、背筋がゾワゾワする感じがして嫌。本筋に一ミリも関与しないポイントですけどね!



VRMMOはウサギマフラーとともに。3

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「いいよ。どうせ僕が回したってリゼルを喜ばせるだけだから」

「?」

「私のせいじゃないよ!? シロ君がツイてないだけだよ!」

 

3エリアに到達したシロたち。

クエストをこなして順調にギルドを設立することが出来て、ギルドホームの設立を目指すことになったわけですが。

商人トーラスの伝手で建築スキルを持ってるプレイヤーを紹介してもらい、並行して資材集めと場所探しを行うことになったわけですが。

 

シロが以前から交流のあったミヤビから、シークレットエリアにある「島」に本拠地の設営許可をもらってくるんだから驚きですというか。

そりゃ他のプレイヤーたちもびっくりしますって。プライベートエリアなのもあって、ノドカとマドカも遊びに来てるし、楽しそうでいいですねぇ。

……相変わらずプロローグ等の現実側のエピソードは、VRMMO関係ないSF要素が強かったわけですが。

その裏側にかかわってそうなリゼルは、予期せぬ双子との出会いに冷や汗かいてて別種の驚きを感じてたみたいですけども。

 

そんなドタバタはありつつ、シロたちは第3エリアの探索を満喫してましたねー。

健在集めのために廃墟エリアに入ったら、別のプレイヤーを助けることになったり。

別日に探索していたら、たまたま居たエリアでゲリライベントが発生して、ドラゴンと戦う羽目になったり。

なかなかに引きが強いなぁとは思いましたが。シロ自身がガチャ回したときのツキがないのは、ご愁傷様というか。ギルドメンバーとかに美味しいものは引いてるので、総合的にはついてるから良いか。

 

セーレの翼も解放条件を満たしたことで、便利な追加効果ついてましたし。

他プレイヤーはシロとパーティー組んでないとポータル登録されないとかの制限あるとはいえ、今の最前線飛び越えて素材採取とか出来るのはやっぱりぶっ飛んでるよな……。

VRMMOはウサギマフラーとともに。2

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「やってみればいいさ。それで楽しめりゃ御の字だ。僕らは楽しむためにゲームをしてるんだから」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。期間限定タイトルで131日まで。

相変わらずプロローグだけなんか別作品の話挟まってない? ってくらい異なる様子を描いてますが……主人公の周囲は概ね穏やかなものです。

転校生がやってきて、彼女も同じゲームをしていてシロ達と同じ国を選んでいたので、ゲームでも一緒に行動するようになったり、細かい変化はいくつも重ねてますけど。

 

第二エリアに進出して、そこでレベルを上げて。

先駆者がいるから情報という恩恵にあずかれるのはありがたいですねぇ。あちこち転移しまくる兎のブーストが大きいような気はしますけど、そこはそれ。

しかしまぁセーレの翼のランダム転移、本当にランダムなんですよねぇ。

 

通常の手段では入れないようなシークレットエリアに行けるかと思えば、他エリアの街にまで飛べることもあって。そこでリアルフレンドと遭遇してしまうのは運がいいのか悪いのか。

ただ、初回転移の時に善良かつ手助けもしてくれるアレン達に出会えたり、友人の方も秘密にしてくれるような親しい間柄だったりと、致命的な失敗を引かない運はありそう。

2巻で遭遇したみたいに、少数ながら存在するPKと出くわしてた可能性だったあったわけですし。その分アイテムドロップ運は今一つで、なんかシロの運勢をチャートにするとめっちゃトゲトゲしてそう。

色々とイベントをクリアして第二エリアを突破した所で終了。条件を満たしたのもあって、ギルド結成も出来そうだ、と賑やかで楽しそうでいい感じ。

 

 

VRMMOはウサギマフラーとともに。1

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「モードを【乱戦デスマッチ】にしろ。三人同時に相手をしてやる」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。

誘拐されそうになっていた幼いお嬢様。それを絶受けた事で、VRMMOのソフトを贈り受けた少年が、ゲームの中でお嬢様とお付きのメイドと一緒にゲームをプレイする事になる作品です。

ただし、冒頭から不穏というか。ゲーム開発中の筐体に謎の意志を持った光が迷い込んでいたりして、単純にそういう技術が発展した近未来ってだけじゃない世界が構築されてるんですよね。

 

とは言え、そんな裏事情は読者目線だからわかる事で、あくまで主人公は一般人。

件のお嬢様は外国出身でリアルでは上手く交流が出来ないけど、ゲーム内には翻訳機能が働いているので意思疎通に問題はなく、純粋にゲームを楽しんでる感じが良いですよね。

他プレイヤーとの絡みもあるし、少女からマフラーを送られて和気あいあいとしてる所に絡まれたらPvPしてでも尊厳を守ろうとする。

なかなか熱いところもある格好いい主人公だとは思いました。

 

主人公はスタート時にレア度が極めて高いスキルをゲットして、それで金策とかしてますが……。戦闘で役立つようなスキルじゃなくて、死に戻りすることだってあるのでそこまでチートって感じでは……いや資源を実質独占できるのはちょっとチートっぽいよ……。

まぁそれで暴利をむさぼろうとしてるわけでもないし、スキルオーブのモンスタードロップもあるため、理論上は他のプレイヤーもゲットできるスキルだから、うん。なお試行回数は考えないものとする。

プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
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