気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

Y.A

八男って、それはないでしょう!8

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「――そうですね 血統上はクルト殿の弟ではありますが…

 公式の場では俺は独立している『法衣男爵』ですよ」

 

ようやくブライヒブルクに帰還し、気ままな冒険者生活を送っていたヴェル達。

遺跡探索ではヴェル達魔法使い組の活躍が光っていたからこそ、というか。エルやイーナは気合が入っていたりしたようです。

まぁ普通の冒険者はそうした魔物退治にいそしむようですが……。

最初期に竜討伐して、冒険者デビュー後に遺跡に挑む事になったヴェル達が普通なはずもなく。

 

ブライヒレーダー辺境伯から、15年前に派遣した魔の森への遠征隊についての依頼を持ち込まれることに。

間違いなくアンデッド化しているだろう彼らの浄化。

子孫に遺恨を残さないためとか、ヴェルの故郷だから瞬間移動の魔法で直ぐに行けるし、ヴェルとエリーゼという聖属性魔法の使い手がいることなどの理由が加味して持ち込まれたみたいです。

とは言え、ヴェルはあの実家に顔を出すのを面倒がってはいましたけど。

 

実際帰還して、領民たちには歓迎されていましたが……兄に死を望まれていただろうことに気付いてしまって、ヴェルが憂鬱になるのもまぁ無理のない話でしたねぇ。

家を出て爵位を得た弟相手に、まだ跡取り段階のくせに難癖付けて反撃くらってるクルトは本当にもう小物なんですよね……。

しばらくそんな小物だったり、長らく暗躍している名主のクラウスを相手取ることになるので、ヴェルは本当にお疲れ様というほかない。



八男って、それはないでしょう!24

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「そもそも、ブレンメ男爵家を潰すなと言ったのはブレンメルタール内務卿では? 謂れた通り潰していませんよ」

 

弟子三人娘とフィリーネと正式に結婚することになり、式を挙げて。

普段あちこち出かけていることもあって、新婚の面々で静かに過ごせる場所に出かけようということになって。

 

料理だけしてればいいのに手を出して失敗しがちなベッティの兄が、うっかり購入してしまった山小屋でゆっくり過ごそうとしていましたが。

予期せず訓練中に負傷した王国軍人たちと出くわすことになったり、彼らから聞いた情報を基に山道整備をした結果、山小屋で人をもてなす必要が生じたりと、戦闘があったわけではないですが、穏やかなだけで終わらないのが彼らしい。

 

はぐれ魔族と称される魔族の国から違法に出国し、リンガイア大陸にやってきた魔族がいるとかで。

魔法の力を持っているならば魔族でも構わないと貴族に雇われ、紛争に駆り出されるなどの問題も起きているというのは、めんどうな話で。

ブランタークや導師も調停に駆り出されていたりしてましたが。

ヴェルの義姉アマーリエの実家である、マインバッハ騎士爵家と隣接するブレンメ男爵家がはぐれ魔族を雇って紛争を仕掛けてきたりして、ヴェルも他人事で済まなかったわけです。

 

まぁ彼が動けば戦力的には問題なく対処できますが、内務卿が徒に貴族家を潰すことに反発してきて。そうやって家を潰すっていう最後の手段を取らずにズルズルと続いているから、馬鹿な貴族が増えていくんじゃないか疑惑が……。



八男って、それはないでしょう!23

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「(ヴェンデリン、さすがにちょっと驚いたぞ)」

「(テレーゼを出し抜けたとは、俺も貴族として成長した証拠だな)」

 

魔族という新しい交流が誕生したこともあり、5年おきに開催していた帝国への親善訪問の開催を早めることになって。

前回開催したときは、帝国の内乱に巻き込まれて全く親善に寄与しなかったから、という部分も影響していた模様。

将来に向けた交流を増やしたいからと若手中心で構成されることとなり、ヴァルド王太子が代表として赴くことになり……それはそれとして一人くらいは大物を伴いたい、とヴェルに声がかかることに。

 

……その人、件の内乱にどっぷり巻き込まれて中心で戦う羽目になった人物なんですけど……。信頼するのも大物として遇するのもいいけど、あえて親善の場に連れて行くのはハードル高いのでは、とはちょっと思った。

それを言ったら導師も暴れまわっていたし、王国側の有力な魔導師連れていけなくなりますからね……。

帝国トップのペーターとヴェルの関係は良好だし、今回もサプライズでパーティー開催したりしてるから、なんだかんだ連れてきて良かったとは思いますが。

 

帝国と王国の交流自体は、今回問題なく行えていましたが。

その後、各国それぞれの目的で極北の地の調査を行うことになって。魔族の危険思想持った勢力もその地に足を運んでいて混沌としてましたねぇ。

魔族のオットー達、支援もろくに集められてない勢力でありつつ、今回は目的達成してしまってるので変な運はあるんだよなぁ。面倒なことです。

あの装置が彼らの望んだ兵器とかじゃなくて、天体望遠鏡的な何かだったらいっそ面白いんですが、さて。

 

それはそれとして帝国に訪問するというスケジュール変更に際して、じゃあそれまでもっと働いてもらわないと! ってこき使うローデリヒは本当に何なんだ……家臣のわりに主君に対して遠慮なさ過ぎるんだよなぁ。

八男って、それはないでしょう!22

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「普通の貴族は、芸術品を買い集めたりとかするんだけどね。まあこれも芸術品みたいなものだし、たとえそれが調理器具でも、ヴェンデリンらしくていいんじゃないのかな」

 

アキツシマを平定したことで、辺境伯になることになったヴェンデリン。

貧乏騎士爵の八男が随分とまぁ遠くまで来たものです。当人はそこまでの権威求めてないのに、状況がそれを許さずどんどん進んできてしまった、というのはありますが。

魔族関連で出遅れた帝国の介入で混乱した、という状況があったため非公式で謝罪に訪問していた皇帝ペーターと王都で遭遇して。

 

政争において標的にされかねない、と公式に結婚は出来ないけど、エメラとの関係が進展していたのは何よりですかねぇ。

ヴェルが地位に執着していない私的な部分に気付いているあたり、ペーターとの距離は近そう。ヴァルト王太子が、ヴェルの友人という地位に執着してバチバチペーターとやりあってるのが面倒ではありましたね……。

 

北の海で巨大カニを狩って舌鼓を打ったり、大食い大会に臨む導師に助力することになったり。美食エピソードやってる時のヴェルはおおむね楽しそうですよねー。

……導師に特訓つけてるのは巻き込まれてたのでアレですが。昼に大食いしても夜に普通に食えるヴィルマが強くて笑っちゃった。

 

あとはヴェンデリンを敵視するあまり、ヴァルド王太子ににらまれて「褒章」という建前で僻地に飛ばされたベッカー子爵が、虚仮の一年で領地開拓進めて地位向上させていたのには、意地を感じた。

敵意は間違ってるし鬱陶しいけど、これまで敵対してきた馬鹿な決闘騒ぎ起こした公爵たちよりは根性あって良いんじゃないですかね……。

それにしたって王国の貴族、やたら馬鹿が多いなとは思ってしまいますけど。

八男って、それはないでしょう!21

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「あなた、頑張ってくださいね」

「すぐに済ませるよ」

 

南方探索で見つけたアキツシマ島。

そこでは内乱が起きており……ヴェルが介入してしまったこともあって、管理を王国から押し付けられることに。

バウマイスター家の領海内部にあった、というのも大きいでしょうけどね。

ファンタジー世界における和風文化持ちの国、ということで帝国におけるミズホみたいな立ち位置になれるのなら、良いんですが……。

 

島内部で争っていて小さくまとまっている人材ばかりだと思うと、頭痛の種増えるばかりなのでは感はある。

一応、それなりの魔法使いとかもいるから全く使えないってわけでもないでしょうけど。

なぜか妙に聞き覚えのある戦国武将の名前がついていたりして、同じようなやり取りが繰り広げられていくので食傷気味にはなる。

八男って、それはないでしょう!20

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「そういう八方美人な対応をする貴族もいますが、お館様ほど大貴族になってしまいますと、仲が悪い貴族がいても仕方がありません。やはり、敵だとわかっている方がこちらも対応が楽なのです」

 

魔族の国ゾヌターク共和国の前身である、ゾヌターク王国。

無血革命によって地位を退き庶民となったという歴史があるようですが。

その中でも魔王を名乗る幼女がヴェル達に接触してきて。ややこしい問題の方からヴェル達に近づいてくるから、対処する必要出てくるのは大変です。

 

これまで外敵にさらされてこなかったけど、人間の国と接触したことでよくもわるくも魔族にも大きな変化が訪れるだろうし、王国を再建して魔族の勢力を2つ作ればどちらかは生き残れるだろう、っていう計算があったりもするようですが。

両親を亡くし生活保護受けてる幼女魔王のライラ、志は立派ですけど甘いんだよなぁ……。その理想にこっちを巻き込まないでほしいなぁ、みたいな気分。

 

止む無くライラとの交流が続き、彼女が得たペット用にアルフレッドが残した魔道具を使おうとした場面で、ルイーゼがヴェルに使ったのは迂闊すぎるとは思いましたけど。

敵対する可能性は低いとは言え、王国の方ではにらみ合いと交渉が続いてる状態なんですけど……。

実際、魔王とヴェルを暗殺しようとか計画してる馬鹿魔族までいますからね……。

 

親善大使として共和国を訪れ、しばらく滞在した後帰国したヴェル。

その後、交渉が長引いてるためリンガイアの解放交渉に関して特命を受けることになって。

暴走したバカ貴族にすべての責任を負わせることで、残りの人員を開放させたあたりは、ヴェルも貴族っぽくなりましたかね。

後は王国へ対応を任せることにして自分の領地に戻り、南方の探索へと乗り出したわけですが。細々と生き延びていた人々と出会ったり、また新たな嫁候補を見つけたりと、ヴェルが意図してないとはいえ、どこ行っても問題にあたりますね……。

もうどこにもいかないで引きこもってたら? って言いたくなりますが、バウマイスター伯爵領こそ地下遺跡があるから危なかったりするしな……。

八男って、それはないでしょう!19

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「バウマイスター伯爵は、相変わらず豪運なのか、悪運なのか……といったところだな」

 

王国が派遣した飛行船リンガイアが消息を絶ち、西武諸侯の領地にある島の一つを魔族が占領する事態が起きて。

西方担当のホールミア辺境伯領が臨戦態勢をとったため、ヴェル達も救援に向かうことに。

魔族が何をするかわからないから偵察は欠かせないし、応援に来てくれた貴族への挨拶や各種物資調達など、業務が一気に増えて辺境伯も大変ですな……。

 

相手側は島を占領した後はなにもしてこないため、様子見の状態が続いて。

外交使節すら派遣してこないこともあって、大分上層部は困惑していましたが。少数精鋭で応援に来たヴェルが、食料供給支援という建前で釣りを満喫してたのには笑った。

その過程で、向こうから逃げ出してきたアーネストの教え子魔族と遭遇。相手側の事情を聴いてしまったため、ヴェルも厄介ごとから逃れられなくなっていくことに。

いやはや本当に引きが強い。なんだかんだで乗り越えられるとはいえ、面倒は面倒なんですけどね……。

 

魔族側は長命かつ少子化が進行しており、貴族制ではなく民主制になっているものの多くの問題を抱えている状態でもあって。

それに振り回されまくることになるので、苦いもの食べたみたいな気分にはなります。



八男って、それはないでしょう!18

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「エルがいるから疑われているな……」

「いや、ヴェルも同じくらい疑われているだろうが!」

 

子どもたちの家庭教師を募集することになって。

生まれたばかりではありますが、選考に時間がかかるから今のうちから動いていくことになるのだとか。

推薦状必須の応募で、推薦状をもらえない盆暗の集まり「賢者協会」に絡まれる」一幕もありましたが、これ以上バカ貴族増やしてどうするんだ……。

いつも通りバカ追い払って終わってましたけど、ワンパターンすぎてもなーとは思う。

 

リサの実家に挨拶に行ったり、発掘された小箱をいじっていたら実は魔道具でヴェルとアマーリエが捕らわれの身になったり、加筆イベントもそこそこ。

……ヴェル、ちょっと前に遺跡で子供にさせられたり、この巻では他の魔法使いのミスに巻き込まれて女性化してしまうトラブルに遭遇したりしてるのに、怪しいブツに気軽に手を出すなよ、とは思いますが。

普通ならある魔力反応がなかったから、仕方ない部分もある……のか? これもまたヴェル達にとっては悪名高いイシュルバーグ伯爵の作品だっていうんだから、大変です。

 

まーヴェルは、アマーリエさんと添い遂げる未来があったら、っていうIF世界を満喫してただけですが。それを見せつけられて、平等でなくなることに憤った女性陣が荒れて、ヴェルにそのアイテムを見せたエルの胃が痛む羽目になっただけで。合掌。

 

王国から西に向かって派遣された飛行船リンガイアが、ついに魔族の国を発見。

船長たちは平和的に交渉しようとしていたものの、バカ貴族が先に手をだしたせいで状況がややこしくなって。

……いや本当王国はバカ貴族のストックが尽きませんな……。

八男って、それはないでしょう!17

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「早く決断すればよかったのにね」

「左様、商売は時に思い切りも必要である」

 

ついに父親となったヴェル。

立て続けに生まれる子供たちの名づけに苦労して、最終的に王国人名辞典に頼ってましたが。まぁこの世界ではよく活用されてるアイテムらしいですね。

ヴェル自身が八男だし、子供が多いと名前のストックも尽きるだろうし、わからないでもない。

 

ヴェルの血を引く子どもたちは、全員が魔法使いとしての才能を示して。

それこそがアーネストのいう、かつて存在した人工魔法使いとしての特徴らしいですね。出産時に赤子が輝いたことからも確定。

ヴェル自身が生まれたときにはそんな現象は起きなかったけれど、前世の記憶を取り戻したときに、DNAになにかしらの変化があったのかもなんて仮説も出てましたが。まぁ、真相は闇の中か。そういえばただの転生じゃなくて、一応はヴェルに日本人の魂が憑依したって設定でしたっけ。

 

今一番勢いに乗っているヴェルと縁を深めたい貴族は多くて。

国王陛下が直々に『瞬間移動』の魔法で祝いにくるくらいですからね……。生まれてすぐに婚約が結ばれることになって、どんどん柵増えますなー。

まぁ基本的に友好関係のところばかりなので、これまで以上に親しくなるきっかけになるだけで、現状にそこまで変化が出るかというとそうでもないですけど。

 

エルとハルカの子供も無事に生まれて、シスコンのタケオミさんが祝いに来たり、バウマイスター伯爵領にミズホ産の食品を売る店を出店する交渉に来たりするイベントもありましたが。

相変わらずエルに対してあたりが強い以外は、これと言った問題も起きなかった……かな? ミズホ店の代表としてきたアキラが、女性に見える中性的な男性だったことで、好きな食材を扱ってるからと足しげくヴェルが通うことであらぬ噂が流れたりしてましたけど。

 

あとまたヴェルが王都の食文化に影響を与えたりしてましたが、食事にこだわってる時が一番生き生きしてる感じがするなぁ。

ローデリヒがヴェルを酷使しまくってるの、正直どうかと思いますが。すでに色々計画前倒しにしてるんだから、多少遊び惚けててもなんとかなるでしょう。前倒ししても余裕があるなら、もっと前倒ししてもなんとかなるでしょうじゃないのよ……。



八男って、それはないでしょう!16

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「正真正銘! この一撃にすべてを懸けるのである!」

 

完全書下ろしとなるエピソードを収録。

妊娠中のエリーゼの様子を見に彼女の母と導師がやってきて。話の流れで、導師の過去について語られることになります。

 

魔法の力を持って生まれた以上、実家は自分を逃すことはない。王子殿下との交流もある。いずれ兄達の手伝いをすることは受け入れているが、修行と外の世界を見るという名目で自由にできる時間を満喫しようと決めたとか。

昔の導師は、魔力を用いた肉弾戦は多少できても今みたいな魔導甲冑などは扱えず。将来に期待はできるけど、放出系も使えないし魔法使いとしてはパッとしない評価だったようで。

 

親しくなったブルーノだったり、天才という評判のエトガルだったりが同世代にいたのも影響してるとは思いますけど。

……そうやって有力そうな雰囲気を出されても、現代で名前を聞かない以上は死んでるんだよな……。アルフレッドみたいに実力あっても死ぬ世界だから、ある意味で一貫はしてますけど。

ホーエンハイム枢機卿が失態を演じてたり、新たなダメ公爵が登場してたりして、この国はヴェル達の世代以前からこんなのか……ってちょっと絶望した。

あと、1冊丸ごと導師回にするくらい導師って人気なんだろうか。

プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
 新刊・既刊を問わず読んだタイミングで記事を作成しております。
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