気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

azuタロウ

世界最強の魔王ですが誰も討伐しにきてくれないので、勇者育成機関に潜入することにしました。2

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「僕はさ、学長の手のひらの上で踊りたくはないと思っていたんだけど」

(略)

「学長の思うままに動いてみるのも面白いかもしれない。もしかしたら、僕の退屈を紛らわせるための余興が始まるかもしれないからね」

 

BOOK☆WALKER読み放題で読了。期間限定タイトルで12月31日まで。
テオドールとしていつも通り学園生活を送っているルシファー。

圧倒的な実力を持つ彼に「貴様の言うことは信用ならんのだ!」と言える講師は偉い。……うっかり事故として首を刎ねてやろうか、とか思われてましたけど、

事情を知らないものからすれば、変わらない日常。

しかしエルフの連続失踪事件が起きているなかで、リズが連日登校しなかったりと不安材料は増えていく一方で。

 

そんな中テオドールに、ピアナというエルフの少女が接触してきて。

ここしばらく彼の出る授業に乗り込んできていた彼女は、才気あふれる彼に憧れて近づこうとしていたようで。

初心な少女を面白がって、彼なりに可愛がるテオドールは手が早いというか……そりゃあ第三夫人までいるわ、みたいな変な納得があった。

 

でも実力を信用してるとは言え妻のレナが調査に行ったきり音信不通な状態で、新しい女囲うのどうかと思うよ。魔神らしいといえばそうかもしれない。

実際レナも情報収集したうえでリズを保護して帰還するんだから、危険はなかったわけですが。

ピアナちゃん可愛くて好きですけどね。書籍加筆の新キャラだったらしくてこちらで読めてラッキー。

 

そうやってテオドールたちが調査する一方で、黒幕の動きも加速して。

失踪事件を聞きつけてやってきたエルフの女王すら利用する学長は恐ろしい。最悪の場合、彼の進退など諸々を賭けて解決する案もあったようですが。

好奇心で介入したテオドールの存在によって、それよりはマシな結末にたどり着けたのは良かった。……まだまだ問題山積ではありますが。

WEB版でいう第1章が今回で完結。次はどんな問題に遭遇するんですかね……。

引き籠り錬金術師は引き籠れない お家でのんびりしたい奮闘記

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「……平穏に暮らせれば、それで良い」

  

BOOKWALKER読み放題にて読了。期間限定タイトルで430日まで。

母から錬金術の知識と技術を叩き込まれた少女、セレス。

腕前だけは抜群だったけれど、致命的なまでの人見知りというか……あそこまで行くと対人恐怖症とでもいうべきなんじゃないでしょうか。

人と話すのが苦手で身構えてしまう。それは他の視点からすると「戦闘態勢を取って、睨んでくる」ように見えるせいで、どうにも誤解をされまくっていて。

 

実家にかじりついていたけれど、何時までも面倒見てられるわけじゃないんだよ、と母親に異国の地に放り出されてしまった。

いや確かに軽く魔獣を倒してるし、「自力で稼いで自力で生きていく」ことが可能な能力はあるかもしれませんが、セレスだけを放り出して何事も無く終わったかと言うと、そんなことはなかったんじゃないかな……。

 

最寄りの街に立ち寄った所、セレスの幼なじみと再会できてなかったら、もっと色々問題起きてた気がする。彼女の人見知りっぷりとかを知っていて、セレスも懐いてるからたどたどしくでも話せる相手が居たのは救いです。

そうじゃなかったら最悪セレス宿も取れず、お金も稼げずで野山でサバイバル生活送る羽目になってたのでは……力量的には出来るでしょ。

 

余りのダメっぷりに、ずっと面倒を見ていた母が投げ出してしまったのも分かる。実力がありすぎて、領主を筆頭に地位ある人が見逃せないのも分かる。

セレスにとって理想的なのは、幼馴染のライナみたいに意思疎通ができる相手を確保して、その人に店番をしてもらって彼女は裏で制作とかをする形式が取れれば、力量は確かなので問題なく店舗も営めたと思うんですけどね。

……これまでよく生きてこられたなって感じの挙動不審さなので、見ていて不安になるよ……。

緊張しまくって会話覚えてないとかザラだし、その振る舞いが強者感を出してるせいで誤解が加速してるし。

勘違い系の作品ですけど、セレスの理解者が少なくて彼女にばっかり負荷がかかり続けてる様に見えるのは、不安だなぁ。……いやまぁ、ある程度仕事を課さないと本当に引き籠り続けるので、こう、多少は負荷を掛けなきゃいけないのも確かなんですけど。読んでてもどかしくなるシリーズですなー。


世界最強の魔王ですが誰も討伐しにきてくれないので、勇者育成機関に潜入することにしました。

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「文句があるならいつでも僕を倒しに来なよ。別に正々堂々じゃなくていい。闇討ちでも暗殺でも、なんでもいいから出来るものならやってみろ。少しは楽しませてくれることを期待しているよ。以上」

 

BOOKWALKER読み放題にて読了。期間限定タイトルで1231日まで。

先代を打破し魔王に就任してから1500年ほどを生きたルシファーは、暇を持て余していた。500年くらい前までは天使や勇者と行った、彼を倒さんとする者どもがやってきたのにそれが途絶えたからだそうですが……。むしろよく500年耐えたな。

少なくとも3人の奥さんが居て、夫婦間の仲は良好ってこともあって外に目を向けなくても良かったのはあるでしょうけど。

 

まぁ、ルシファーの能力は飛び抜けていて、討伐に来た勇者を鼻息1つだとかにらみつけるだけで殺してしまうほどだとか。そりゃあ人間も、ルシファーから攻めてこないのであれば触れたくもなくなるってものでしょう。誰だって絶対爆発する罠にハマりたくはない。

暇な魔王様は、ちょっと今の勇者育成機関はどうなってるのか見にいってみようと思い立ってましたが……先述の通り、何も対処しなければ死者を量産する事になってしまうわけで。

 

奥さんたちと相談しながら、人間に変身して能力の多くを封印することで対応することに。

既婚者なので隙あらばイチャつくし、全年齢レーベルだから本番の描写こそないけど、これからするぜ! ってシーンはちらほら入ってますね。自由。

そうやって枷を付けてなお、育成機関に入学するような生徒を圧倒出来る力量があるって言うんだから、恐ろしい。竜族とかも容易くあしらってましたし。

それだけの力があったら噂になってそうなものなのに誰も知らない。おまけに常識にも疎いとなれば疑う人が出てくるのは当然ですが。ルシファー、最悪は故郷に帰ればいいから無敵なんだよなぁ……。

 

1巻は、ルシファーが一念発起して人の国に行くよーって流れの中で、キャラ紹介とか世界観紹介をして、不審な事件の調査を行っている所で終了。

事件は結構根が深そうで、ルシファーがこのタイミングで動いたのも運命の様に思えてくる。1冊でまとまってないのでちょっとそこは物足りませんが、要素としては面白くなりそうなもの詰め込んでるので、今後に期待。

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