気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

kodamazon

凡人呪術師のたのしい異世界悪役プレイ

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「俺以外の悪を、全て滅する」

「は?」

「最強の悪。俺がしたいのはそれだ」

 

子供がアニメや漫画のヒーローに憧れるようなのと同じような感じで、『悪役』への憧れを抱くことになった主人公の粕谷。

自分が理想とする『悪役』を追い求めるため、勉強もした。自分が空っぽな凡人だと知っているから、特別な力を得る方法を求めて海外の秘境まで足を延ばしたりして、どうにかして超常的な能力を身に付けられないかと足掻いた。

特に興味を持ったのが呪術だそうですが……ハッキリとした形にはならず。

 

修学旅行に行った際に事故にあって死亡し、異世界へ転生する機会を得ることになって。

女神的な存在が好き勝手転生先をいじっている中で、「元の世界の神様に愛されている気配が残ってて嫌い」という理由で奴隷に落とされ、呪われた人生を送る運命を与えられそうになっているのを見た主人公。

呪術を求めた過程の影響か、女神が運命いじってる時間も意識があった主人公は「その悪役の運命、俺にくれ!!」と名乗り出て。彼をG級ギフテッドと呼んだ女神は、気味悪がって早死にしそうな奴隷に落とすことに同意したわけですが。

 

そんな彼だからか、ナビを名乗る謎の存在からのアドバイスを受けることも出来て。

……興味がないときは聞き流したりしてますけど。彼はギフトで呪力と呼ばれる、この世界で知られた魔力とは別の力を扱うことが出来て。

その力が「過酷な環境に身を置いたり、死にかけたりすること」で鍛えられるものだったため、奴隷生活を真面目に過ごしていたわけです。

呪力によって身体強化できる彼は過酷な環境でも生き抜いてましたが、他の奴隷たちは普通に体を壊して死に、過酷な環境に耐えかねて反乱を起こして死んでいった。

 

自分を鍛えることに専心してた粕谷でしたが……抜け出して山賊退治に勤しんでたら、怪しすぎる封印を発見して、そこに封じられていた少女を助けたら王と崇められることになったりもして。

女神の思惑を超えて、悪役としてどんどん実力を伸ばしていってるのは良いですね。粕谷が成長しているってことは、彼と同時期に転生させられたクラスメイト達も良い年になって、同様にギフトを宿していることで厄介な存在になりうるってことですけど。

……なんか、想定していなかった方向に厄介なのが生まれてませんか、というか。粕谷君の業が深すぎる気がするんですが気のせいですかね!? 業が深くないと呪術に傾倒しないだろ? それはそう。

全滅エンドを死に物狂いで回避した。パーティーが病んだ。3

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「たぶん、あんたならわかるんだろ……この世界に、困ったときに助けてくれる神様なんていない。自分で足を動かすしかないんだ。そうしなきゃなにも守れない」

(略)

「――口だけじゃないのを見せてやる。来い」

 

聖女ユーリリアスとアルカシエルがカラー口絵に登場していて、見目麗しくて良いですねぇ。

……他のカラーイラスト、ウォルカ絡みで泣いてるパーティーメンバー3人と、世話になっている受付嬢とかで相変わらず暗いというか重いからな……。いやまぁ、聖女様方の絵になっているシーンも審問の場だから決して煌びやかなシーンでもないですけど……。

 

ウォルカ達が巻き込まれた、踏破承認事故。

ゴウゼルに関しては真のボスが倒されて、ウォルカが片目と片足なくす怪我をしましたが生還して、ひとまずは決着したわけですけど。一度事故が起きた以上「他のダンジョンの承認は大丈夫なのか」という疑問は当然出てきて……その対処のために職員の方々は奔走していたとか。

 

ゴウゼルの承認依頼を出した、ウォルカ達とも交流のある職員の少女シャノンは「自分が問題のあるパーティーに承認依頼を出したから、自分のせいだ」と悩み続けることになっていたし。

承認事故を起こした末に、聖都を出奔したパーティーの一員ながら、新人ばかり優先する男たちとの関係が悪化し、一時的に離脱して王都に言っていた女性フリクセルも、自分たちのパーティーに火種がくすぶっているのを知りながら解決を先送りにしていたことで、目をかけていた後輩が負傷した結果に心を締め付けられる想いを味わう羽目になったわけです。

 

……いやぁ、ウォルカ君罪な男だなぁ。パーティーメンバー以外にもあちこちに彼によって心を焼かれた人が居て、方向性は違うけど重い感情を秘めて、今回の事故で爆発して病む傾向にあるから……。

かつて友人がウォルカの様に足を失い、それでも戦おうとして……失意の中死んでいった過去を持つ冒険者ラムゼイ。まぁ、そういった失意の過去があって同情の余地はありつつ、今のラムゼイは酒に溺れる厄介者に堕ちていたみたいですけど。

思う所ありまくるラムゼイもまた、ウォルカに焼かれているクチだからな……。

 

普通なら剣士としては戦えない怪我をしたウォルカ。抜刀術というこの世界にない技に傾倒している、剣術馬鹿がそんな怪我してどうするんだ、と腐しつつ「その道は険しいぞ」と教えてくれようとしたの、ウォルカも言ってましたがひねくれてるというか面倒なタイプですなぁ……。

片目のウォルカに砂投げつけたり、義足狙ったりと分かりやすい弱点ついてくるような真似もしてたし。その戦いの中でウォルカは、グリムリーパーを斬った時の感覚を思い出して成長してるのがとんでもないですねぇ……。感化される人が増えたのも分かる。



あくまで怠惰な悪役貴族2

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「人生は一瞬だ。ボクは《怠惰》を護るために、自由に生きる。リンシャン、お前も好きにすればいい」

 

リューク、剣帝杯で決勝に進出しないために降参を選択した者の……その実力を認める者も当然現れて。それが面白くない実家のデスクストス公爵家の父や兄の派閥の人間が、リュークに与しようとした派閥の人間を暗殺したりとかしてる模様。

その上でリュークの頭を押さえつけようと工作しているみたいですけど……リュークに手を出すとそれ以上の力で殴り返されるから、馬鹿だなぁ……としか。

 

リュークの兄の婚約披露パーティーで計画が実行されることになって。

怠惰なリュークは面倒がってましたが、婚約者であるカリンがカリビアン家の一員としてリュークに参加してほしいと言って。身内を大事にしているから、カリンに恥をかかせないために参加を決めて。

大罪魔法《嫉妬》を振るうテスタ兄、自信の妬心に殺されそうだなぁ……という印象を受けました。

 

マイド大商店の娘アカリが、自身の夢の為と言う建前と秘めた恋心という本音を両方ぶちまけたことで、リュークは彼女を受け入れることにして。

その後、第一王女エリーナからも同じような提案を持ってこられましたが……アピールの仕方も悪く、こちらは受け入れられなかったわけです。

エリーナは、かつてリュークがダンを決闘で打ち破った時、魔術で助けられるよう備えも怠っていなかったのを見抜いていたり……王家の力が損なわれている中で出来る事を探そうとはしていたり、足掻いている子ではあるみたいですけど。専属メイドに「美しいのに、どこか残念なところがある(けどそれがいいところ)」みたいに思われてるのも無理はないというか。まだまだ軸が定まってない迷子なんだよなぁ。揺るがない足場を見つけた時は、強そうですけど。

 

メイド隊が結成されたり、色々とリュークの周囲が整えられるようになってきたある日、彼が受け入れる事を決めたアカリが何者かに攫われる事態が発生して。

リュークと言う存在によって、ゲーム本編では発生しなかったイベントが起きているのは、自分と言う存在によってあちこちに歪みが得た影響であることや、身内に手を出されたこともあって、リュークは徹底的に敵を叩くことに。

それが公爵家本家と繋がりのある家であろうと、容赦なく潰していったのはお見事。

二年に進級して、リュークと言う歪みに与えられた影響はかなりあちこちに及んでいそうでしたけど。今後どうなりますかね。

あくまで怠惰な悪役貴族1

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「ボクは知識を持つ者を尊敬する。魔法を追及する者を尊敬する。だけど、力だけのバカな者を嫌う。こいつのように野蛮人ならば、校内ランキング戦で二度と再起できないようにしてやるよ。待つのも飽きた。ボクに挑むものよ。明日があると思うな」

 

リューク・ヒュガロ・デスクストスという、恋愛戦略シミュレーションゲームで主人公たちに殺される運命にある悪役貴族に転生した主人公。

公爵家の次男として生まれたリュークでしたが……実家は国家転覆を計画しているような悪役貴族であり……ゲーム時代はキモデブガマガエルなんてあだ名がつくほど見た目も正確な醜悪な有様だったみたいですが。

リュークが記憶を取り戻したゲーム本編の十年前の段階では表紙に居るとおり、可愛らしい容姿をした少年なんですよね。

 

幼少期に母親を亡くしたことで愛情を受けられず。他の家族も彼を相手にしないどころか……父の息がかかった執事長が彼に毒を盛っていたことで、歪んでいったことが分かって。

前世知識を活かして、ゲーム時代の醜悪な自分にならないように美容に気を使ったり、魔法の特訓に打ち込んだりもして。

ただリュークの目的は実家の悪事に加担するのを辞めて断罪されるのを回避する事。後ろ暗い事しなければ、貴族として暮らせるだけの環境はあるから怠惰にそれを享受したいというもので。

怠惰に過ごすために、魔力を球状に固めた存在を動かすバルーンという魔法を編み出したり。「睡眠」と「怠惰」という2つの属性魔法にもリュークは目覚め、修行に打ち込んでいましたが。かなり凶悪な性能をしてましたね……。

 

父の息がかかった執事長が毒を盛ったことで、実家もまた敵であると判断したリューク。怠惰な彼は、実家の悪事を暴いたりするつもりは無かったみたいですが、怠惰な生活を守るためならば徹底抗戦も辞さない構え。

……まぁ、根は怠惰なのでゲームの流れに沿って、主人公陣営を鍛えることで目的達成しようとしてましたけど。

実家の悪名が轟いているせいで、敵対派閥に連なる名誉騎士だった亡き父に応えようと努力してるゲーム主人公に、入学直後から絡まれたりもして。

主人公、リュークにボコられたことで少し考えを改めた部分があって、そこは評価できましたね。

リュークが本編前に修行していたことで、あちこちのキャラが影響を受けていて……リュークの目的であるゲーム主人公に問題解決してもらう案、どこまで想定通りにいくかなぁ……割と早めに破綻しそうな気もする。

全滅エンドを死に物狂いで回避した。パーティーが病んだ。2

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「名誉がほしくて、命を懸けたわけじゃないからな」

(略)

「みんなが生きて、ここにいてくれる……それだけで、俺にとっては充分すぎる『褒章』だ」

 

1巻読んだ後、続きが気になってWEB版読みに行ったんですよね。

だから、カラー口絵で聖女三人のカラーイラスト見られたのが嬉しかったですね。

星眼の聖女ユーリリアス、眼帯してるのにかわいいし。この作品の挿絵だとキャラの眼が特徴的になっていますけど、そこが隠されているからか神の方にキラキラの効果は行ってるの良いな……。

ウォルカはアンジェが聖女であると知らないから、四人そろって並んでいる構図は読者にしか分からないものですけど、とても良いですよね。

福禍の聖女アルカシエルの聖女パワーで浮いてる謎物体も、イラストになるとそりゃ眼を引くよな……って納得がありましたし。

 

プロローグが、ならず者に利用されることになった少女ルエリィ視点。

仲間と和気あいあいと冒険者を楽しみ、中級と見なされるCランクに至ったものの……対モンスターはなんとかできても、対人の部分で警戒が甘く付け込まれてしまい、利用される状況に陥ってしまった。

……こんな悪意に満ちたイベントが、この作品の世界では珍しくないんだろうなぁ。ウォルカがダークファンタジー世界の創造主であるクリエイター(神様)に恨み言を吐くのもまぁ無理はない。

 

ただ、転生者で原作知識のあるってことを知らない他の面々からすると、普通に「神を恨んでる」認識になって歪んでいるのがまぁ……はい。

ウォルカが命を懸けたことで、執着強まってるパーティーメンバーとか、聖女の前でポロっと零しちゃうから、病みが深まっていくのでウォルカは毎回胃を痛めてますが、全て君の行いが跳ね返ってきてる結果なんだよ……がんばれ……。

 

ウォルカ、そうやってクリエイターへの恨み節を零すことはあれど、それはそれとしてファンタジー世界で「抜刀術」を極めるために厳しい修行に打ち込んだり。慈悲を与えようとならず者はまた別のところで同じことをするから、ならず者相手に情けは無用。それが次に奪われる誰かの命を守ることに繋がる、という祖父の教えを守って切り捨てる覚悟を決めているので、なんだかんだこの世界に彼なりに適応してはいるんですよねぇ。

その上で、原作では破滅するハズだったパーティーメンバーと一緒に生存するルートに入れたので、ある意味では万々歳。

死線を超えてより一段高みに行った剣術を極めるのに、義足だと不便だなぁ……みたいなシーンがあったり、胃を痛めまくってはいるけれど、ウォルカ的には現状にある程度満足してる、というのが特殊ですよね。

 

ダンジョン踏破事故が起きた原因であるパーティーに対して、思う所はあるかと聖女ディアに問われたときに「審問が正しく行われるならそれで」と言えてしまうのは、彼の強さではありますけどね。

……別の場面でロッシュから言われてましたが、「身を挺して行動できることは美しいが、欠点でもある」って言うのがまさしくそうなんですよねぇ。

パーティーメンバーの闇が深まっている中で、彼が今後どう生きていくのかは気になるところ。WRBも更新ペースゆったりなので、続きを気長に待ちましょう。

全滅エンドを死に物狂いで回避した。パーティが病んだ。

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「守るために命を張って、無事に守れた。みんながこうして生きtえ、いま俺の目の前員いてくれてる。……なら公開なんてないさ」

 

主人公のウォルカは、異世界転生者。

魔法が存在する世界でなら、創作の世界で描かれているようなトンデモ居合を実現できるのではないか、と幼少期から剣の修行に打ち込みまくっていた、修行バカの青年で。

無茶な魔法の使い方をしてるのを見咎めた魔法使いリゼルアルデが師匠になって、彼の剣術に光を見た少女ユリティアだったり、遥か南方にある戦闘部族出身のアトリとパーティを組んで、探索者としての活動を続けていた。

4人とも実力は確かでAランクにまでなった、将来有望な面々だったみたいですが……。

 

踏破報告が上がったダンジョン「ゴウゼル」へ揃って出向いた際に、奥に潜んでいた真のボスによってパーティは壊滅状態に。

そして、その絶望的な状況に至ってウォルカは自分が転生したのが、彼が前世読んでいたダークファンタジー漫画の世界であり……自分たちは、世界の残酷さを描くために序盤で死ぬモブパーティだったことを思い出すわけです。

 

元々絵柄は好みだったけれど、作者の癖は合わず……それでも絵柄は好きだから、イラスト集を見るような感じで流し見していたのもあって気付くのが遅れたとか。

……全く本筋に関係ないんですけど、「絵柄は好き。ストーリーは苦手」という割り切りして作品と向き合っているの、良い読者だなって思いました。まぁダークファンタジー世界で、悲劇にありふれているのでクソとか外道作者とか評したりはしてますけど。

 

思い出した時点でほぼ詰んでいる。

そんな中でウォルカは「どうせ死ぬのなら、死ぬまで足掻いてから死んでも同じ」と覚悟を決めて、足掻いて足掻いて……自分の剣技を一段も二段も向上させて、勝利を掴み取ったわけです。

元より命懸け、死ぬつもりだったウォルカ的には、片目と片足を失って剣士として戦うのには厳しい体になっても、仲間を守り切れただけで満足いく結果ではあったみたいですけど。

 

元より彼に惹かれて集まったパーティで、自分たちが何も出来ない中彼に負担を強いてしまった状況が、彼女達の心を蝕んでいったわけです。

……まぁ、これは病むよ。それだけの輝きをウォルカは見せたし、心焼かれちゃうよ。

現代日本製のものに比べれば不満点があるとはいえ、車いすもあるし。日常生活を送れる程度の義足なら……質はどうあれ存在する。ウォルカが日常生活を送るだけなら何とかなりそうな状況ではありますけど。

 

彼が無茶したら師匠は泣くし。彼が見せた剣技の輝きが失われるのが耐えられないユリティアは、及ばぬ自分を責めるし。アトリは彼に近づく障害全て排除しようとするバーサーカーになっているし。

ウォルカの胃が深刻なダメージ受け続けて、それの方が今の彼を苛んでいるのでは。

……いやまぁ、多少落ち着いてから剣を振るおうとしたとき、自分はこんな状態でも剣を捨てられないことに気付いていたり、ウォルカ自身も普通に業が深いタイプなんですよねぇ。ハッピーエンド主義だという彼の奮闘に期待したいところではありますけど……病み度がかなりヤバい段階まで行ってるように見えるので、難易度高そうです。が、頑張れ……。死神倒した君ならあるいは……!

灰色の叛逆者は黒猫と踊る1 闘士と魔女

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「だから、これは僕のお願いであり、わがままだ」

(略)

「一緒に、生きて欲しい。君の為に……そして、僕の為に」

 

人と獣とで戦いの歴史を繰り返してきたレムディプス共和国。

人は魔術を編み出して戦いに用いたが、獣も魔獣によって統率されているために容易い相手ではない。

そんな中で娯楽として作られたのが、人と魔獣の戦いを見世物にする闘技場だった。

主人公のレーヴェは闘技場の見習い闘士の中で序列1位に君臨する実力者であったが……同時に、「灰色」と呼ばれる魔獣の声が聞こえる特異体質ゆえに蔑視される対象でもあった。

 

見習い闘士の中にも低く見てくる輩はいたけど、序列2位のソフィーネだったり仲良くしてくれる相手もいた。

ある日、回復術士でもあるソフィーネを雇い入れるために貴族家が動いて。2位を誘うのに、1位に声を掛けないのは下の見習いたちに不信感を持たれるから、という気乗りしない理由でレーヴェも取り込もうとした。

闘士と認定するための試験には魔獣を用いるのが正式なのだが……レーヴェの為に連れてこられたのは、魔力で作った泥の体に魔獣の魂を乗せた使い魔を扱うために「灰色」と同様に迫害された「魔女」と呼ばれる少女だった。

 

その少女ミィカを見たことで、レーヴェはいろんな感情を刺激されて。彼女を救おうとちょっと暴走気味な行動をとることになって。

闘技場では本物の魔獣を使うため、戦いの中で命を落とすものもいたりして。そんな中で序列1位になっているレーヴェは結構実力はあるんですが。

それはあくまで見習いとしてであって、実戦経験のある純闘士を相手取って勝てるほどのものではなく。

ミィカを連れて逃走しようと図ったものの、失敗。ただ、闘技場の理事長が手回しして仮に見習い闘士としての身分を貰って、近くで暮らせるようになったのは良かった。

 

……とはいえ、それも善意からではなく。「魔女」や「灰色」を使った計画を企んでいる勢力だったり、歴史上迫害をされた勢力が蠢いていたりして。

魔獣との争いがある、というのを差っ引いてもドロドロしてる世界ではありますねぇ……。レーヴェとミィナ含め、メインキャラの交流は微笑ましいんですが。大人たちの謀略に振り回されていきそうなのが気掛かりですねぇ。負けずにいて欲しいものですが。

プロフィール

ちゃか

 ライトノベルやコミックを中心に、読んだ作品の感想を気儘に書き綴るブログです。
 新刊・既刊を問わず読んだタイミングで記事を作成しております。
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