気ままに読書漬け

とりあえず気が向いた時に読んだ本の感想などを上げてます。ラノベメインに、コミック、TRPGなど各種。推しを推すのは趣味です。 新刊・既刊問わず記事を書いてるので、結構混沌しているような。積読に埋もれている間に新刊じゃなくなっているんですよね。不思議。ま、そんなノリでやっているブログですが、よろしく。 BOOK☆WALKERコインアフィリエイトプログラムに参加しております。

nima

世界で唯一の魔法使いは宮廷錬金術師として幸せになります ※本当の力は秘密です! 1

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「いい? このアトリエを使う条件はひとつ。フィーネの能力を俺以外に話さないこと」

「そ……そんなことでいいのですか」

「ああ。俺も秘密は守るよ。そうしたら、ここで二人でいろいろな研究ができる。もし、商品として普及させたいものができたら俺が間に入る。フィーネにとっても悪い話じゃないと思うんだ」

 

数百年前に魔法を引き起こす精霊が姿を消したことで、人々が魔法を使えなくなった世界。

人の身体には魔力が残っていたので、それを錬金術といった別の方式で出力できるようになってポーションとかの薬や便利なアイテムなんかも作れる環境ではあるみたいです。

主人公のフィオナは、スウィントン魔法伯家と呼ばれる魔法全盛の時代に地位を与えられていた家の出身の少女で……かつて婚約破棄されたことで、王立アカデミーから姿を消し、屋敷でひっそりと暮らしていた。

 

フィオナは今の時代では消えたはずの魔法を扱える、不思議な才能を持っていて。

しかし「世界で唯一の魔法使い」という希少性は、扱いを間違えれば迫害の理由にされかねないため、フィオナは兄と相談の上でそれを隠していた。

魔法も使えるけど、フィオナは錬金術周りの知識も豊富で。魔力の扱いも巧みなのか彼女が作ってバレないようにルートを工夫して流通させているポーションは『特効薬』と呼ばれているほどだとか。

 

魔法が失われて二百年、過去の栄光で魔法伯と名乗り続けるのも状況に即していないと言えが没落する事が決定。

今の当主であるフィオナの兄も納得した上での決定で、兄は婿入りが決まっていた。婚約破棄されたフィオナが名と姿を変えて、好きな仕事が出来るようにしっかりと準備しているあたり有能です。

……そうやって務め始めた先で、王子と接点を得ることになってしまったり。フィオナにとっておおむね理想的な職場ではあるけれど、婚約破棄騒動で因縁のある相手も近くに居たりするのだけが難点ではありますか。

フィオナがフィーネと名を変えている事に気付いた人も出始めてますが。気付いた上で黙っている事を選んでくれたのは良かったですねぇ。ミアにバレたら厄介すぎるからな……。

異世界でペンション始めました。 世界で唯一の黒魔女ですが、この力はお客様のために使います

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「俺、この宿にこられて本当に運がよかった。ここは、いいところだな」

「そう言っていただけると、私としても嬉しいです」

「……次は、信じられる仲間と一緒にまた来るよ」

 

祖父母から継いだペンションの経営をしていた主人公。

しかし近隣施設が発端の火災に巻き込まれ死亡し……異世界で、始まりの魔女の一族の末裔の少女ルアナとして生を受けます。

しかしルアナの双子の妹が豊富な魔力を誇る英才だったのに対し、ルアナは魔女術を全く使えない落ちこぼれであり、隠れるように暮らしていた小さな村社会の中であからさまな差別を受けることとなった。

 

それでも諦めずに「ノヴァ文字」という魔女の文字を解読し、魔女に関する知識が豊富な使い魔を召喚することに成功。

黒猫の師匠はルアナが「黒魔女」という、その気になれば世界の運命すら変えてしまえることを教えてくれます。

しかし前世の記憶を取り戻していたルアナは、夢半ばで終わってしまったペンション経営をこの世界でもやりたいと思って、そのために奮闘することを決めて。

 

成長してからルアナは村を飛び出して……それから4か月でペンション始めてるんだから、仕事が早い。

この世界には人族のほかに、人間に獣の耳やしっぽが生えた亜人や全身が毛に覆われた獣人なども存在するそうで。しかし過去に多くの種族がいがみ合う「世界大戦」が起こった影響もあって、関係は良好ではないようです。

宿でも「亜獣人お断り」のところが多いみたいですしね。……偏見以外にも、獣人止めた後は抜け毛の清掃などの手間が増えるから、という業務面の問題もあるようですが。

 

魔女術を駆使してペンション経営してるのと、前世知識もあって「店に来てくれたお客様」として接する彼女の在り方は、亜人・獣人にはありがたいもののようです。

……亜人が連れている相棒の獣をモフモフできるっていうのも、割と理由になってそうな気はしますが。

色々とこの世界事態の持つ不穏な気配を感じつつも、基本はペンションにやってきたお客さんとの穏やかな交流を描いた落ち着いた1冊でしたね。

シリーズ続くと問題も表面化してきて、慌ただしくなりそうではあります。

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ちゃか

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